iSpectrum 色弱者アシスタント : その色の名前を知っていますか?色弱者をサポートするアプリ。085

カテゴリ: iPhoneアプリ , ユーティリティ , 有料アプリ | ライター:


さっきMixiのコミュニティ内にて紹介されていたiSpectrum Color Blind Assistant という色弱者のためにつくられたアプリ、実は私も色との関わりの強い人生をしていて即購入し、試して見ました。

iSpectrum作者様のページにあるアプリの説明を訳しますと
12人に一人の男性または、100人に一人の女性がカラーブラインド(色弱)であるといわれているそうです。このアプリを使うことにより、あの車、服、グラフの色などを、お手持ちのiPhoneのカメラまたはiPhoneに保存した写真を使って判別することができるようになります。気になるところをズームしたり取り出したりしてください。そうすればそこに表示される色を文字情報としての名前として知ることができます。機器をシェイクすると、赤 / 緑 / 青の色素が表示されます。

追記:実際にこちらのアプリについて色弱者の方に質問してみました。

iSpectrum Color Blind Assistant


起動後画面、写真アルバムとカメラを使って使用する画像を選びます。
右、アルバムからいきます!


使う写真はこれら。PIXTAさんお世話になっとります!

写真素材 PIXTA
(c) ちさ写真素材 PIXTA


写真素材 PIXTA
(c) しづき写真素材 PIXTA


写真素材 PIXTA
(c) 有明フィックス写真素材 PIXTA


写真素材 PIXTA
(c) FUJIO写真素材 PIXTA


それではこの素敵な笑顔の女性から。
右、ピンチしてズームしておきますか


このように画像のどこでも良いのでタップすると、その画像の名前が表示される。また、左にあるカラーバーにおける実際の色の場所にもプロットされている。
この女性のお肌はChocolate色なのです。


また、右上の” i “マーク左にあるアイコンをタップするとこのような十字キーが表示されます。
これは1ピクセル単位の細やかな移動でターゲットを見ていく時に使用します。
いつのまにかRGBの数値も表示されていますね。実は、iPhoneを振るとこのように数値が表示されます。


牛の写真はどうだろう?
Green Olive Drabは、緑オリーブちょっとくすんだ色という名前でしょうかね。


最後になんとなくお色気ショット。
そこはBlackだよね。私でもわかる。


誰しもが、自分は色に対しては分かっているつもりだと思うことでしょう。しかし男性の12人に一人という統計があるのであれば、この色を他の人はなんと呼ぶのだろう?ということがとたんに気になってきます。もし、色に関する話の多い方であれば、もしものためにこのアプリを使用していただきたいなと思います。

iSpectrum Color Blind Assistant
  • このiPhoneアプリの販売会社:iSpectrum
  • 参考価格: 115円
  • ユーティリティ(Utilities)


最後に実際にこちらのアプリを使用されたNPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(略称CUDO http://wwwcudo/jp/ )の方に質問させていただきましたので下記に掲載いたします。

こんにちは。皮膚の色や血液型と同様に人類の色覚にも多様性があります。少数派(日本では男性の5%、北欧では10%)の色覚を、かつては「色盲」「色弱」、最近は「色覚異常者」「色覚障害者」などと呼んでいるのですが、最新のヒトゲノム科学では「多形」とされています。サンプルで上げて頂いているような天然自然のものの色ではなく、人が色分けしてデザインしたものの見分けが付きにくくて困ることがあります。多数派の色覚の人を「正常」と呼んでしまい、少数派を「異常」としてしまったために、少数派の発言力が非常に弱くなってしまったのです。

特に日本社会ではこの傾向が顕著です。例えば、災害時の配慮されてない退避地図では危険・注意・安全といった領域を多くの場合赤・黄・緑といった色分けをしますが、この赤と緑が同じような色合いに感じてしまう。バスの複雑な路線図を色分けだけで描いてしまう。あるいは買おうと思った服の色がはっきりしないといった事です。

どのような人にも色の見分けが得意なゾーンと苦手なゾーンがあります。そして、少数派にとって得意なゾーンでも多数派が使いたくなければそのような色づかいはされません。多数派に見分けやすく少数派に見分けにくい例が非常に多いのです。これらは配慮されてない社会が問題を増やしているだけなので、本来、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(略称CUDO http://wwwcudo/jp/ )が奨めるように、社会の色づかいを改善して行くことが望ましいのです。実際に日本の多くの企業はすでにこのカラーユニバーサルデザイン(CUD)化推進に取り組み始めています。

そういう動きとは別に、自分の家にある服の色を確認してみようと思ったとき、パートナーなどが居れば聞くことができますが、一人暮らしの場合には1着ずつ外に着ていって誰かに見てもらうか、家に来てもらって見てもらうということになります。このアプリを使うと一人でだいたいの色の傾向を知ることが出来ます。少数派の人はこのアプリを使うことで、様々なものの色の名前を確認することができます。少数派の人もまるで色がわからないと言うことではなく、微妙にわかりにくいことがあるという部分をちょっと助けて欲しいという時に大変役に立ちます。


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appbank | 2009.2.6 10:46 am | iPhoneアプリ , ユーティリティ , 有料アプリ

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