iPad 2 レポート、【iPad 2レポート】ハード編に続き、システム、スペックチェック編です。今回はアプリレビューと一緒にご紹介。
iPhone や iPod touch 、さらには iPad のメモリ使用状況や CPU 使用率などを表示でき、なおかつそのデバイスのスペックまで分かってしまうアプリ System Statusをご紹介します。
今回はアメリカで先行発売された iPad 2 を使って、このアプリの機能を詳しくチェックしてみます!上記の画像で赤く囲っている部分は初代 iPad と異なる部分です。そこが異なると何が変わるのかも解説しています。
※このアプリは初代 iPad でも iPhone でも使用できる、ユニバーサルアプリです。
Overview – システムの状況を見渡す
バッテリの残量、メモリの空き容量、CPU 使用率をチェックできます。
さらに下にスクロールしていくと、システムの稼働時間やネットワークに関する情報も確認できます。ここら辺はiPad 2 と初代 iPad とではあまり代わり映えしません。
Work Time – バッテリでの稼働時間をチェック
音楽再生・ビデオ再生、Wi-Fi 回線を使ってのウェブ閲覧といった用途別に、バッテリでの稼働時間をチェックできます。
こちらも iPad 2 と初代 iPad ではほとんど違いがありません。iPad 2 も 初代 iPad も 25 Wh のリチウムポリマーバッテリを搭載しており、Apple が公表している稼働時間はどちらも同じだからです。
Memory – システムメモリの容量をチェック
初代 iPad ユーザーなら誰もが気になる、システムメモリの容量。iPad 2 でチェックしてみたところ「Total Memory」が 502.0 MB となっていました。初代 iPad ではこの数値は 246.0 MB。iPad 2 になって2倍以上に増えているのが分かります。
Processes – 今起動しているプロセスをチェック
起動しているアプリの他、iOS がバックグラウンドで動かしているプロセスもユーザー毎にチェックできます。
iOS そのものに大きな変更はないので、ここで表示される情報にも初代 iPad と iPad 2 との間に違いはほとんどありません。
Details – スペックをチェック
「Details」に表示される情報が初代 iPad と iPad 2 との間で最も異なります。詳しくご紹介していきましょう。
まず「System Build」が異なります。これは多分に iPad 2 で初めて搭載された A5 チップのために初代 iPad 向けに配布された iOS 4.3 とはビルドが異なると思われます。
また当然のことながら「Device」と「Model」の名前も異なります。
ハードウェアにも変更があります。CPU のクロック周波数は初代と変わりませんが、初代 iPad に搭載されていた A4 プロセッサを2つ載せたようなものになっていますし、「BUS Frequency」の値が 100MHz から2.5倍の 250MHz になっています。
そもそもこの「BUS Frequency」は CPU がメモリなどのデバイスにどの程度の速度でアクセスできるかを表しています。つまり、この値が大きければ大きいほど快適にアプリを使うことができるわけです。
「L2 Cache size」も同様でこれも値が大きいほど快適にアプリが利用できます。この L2 キャッシュとは CPU とシステムメモリとの間に存在する動作速度の差を埋めるためのもの。これがないと CPU の計算能力をうまく活かせません。iPad 2 では初代 iPad に比べて2倍ものキャッシュを載せています。これは iOS デバイスの中では最多です。
一方で「Cacheline」は初代 iPad が 64 バイトであったのに対して iPad 2 では 32 バイトと半減しています。一見するとスペックダウンのように思えますがキャッシュラインはキャッシュメモリを区切る単位です。
つまり、今までは 16 バイトのメモリしか使わないアプリでも強制的に 64 バイト分占有していましたが、これが 32 バイトへと変更されたことで余分に占有するメモリの量が減ります。また、その分だけ他のアプリが使えるメモリの量も増えるので、スペックダウンどころかスペックアップと言っても過言ではないでしょう。(以上の記述は taturou 様のご指摘を受けて修正いたしました。この場を借りてお礼申し上げます)。
その他、初代 iPad にはないフロント・リアカメラ、ジャイロスコープセンサーが iPad 2 には搭載されています。ジャイロスコープセンサーは既に iPhone 4 や 第四世代 iPod touch に搭載済みのデバイスで、ゲームなどのモーションジェスチャーを使った操作に用いられます。これを搭載した事で初代 iPad よりも細かな操作が可能になります。
また、この他に iPad 2 は初代 iPad に比べてグラフィックチップも改良されており、Apple 曰く「最大9倍」高速になっているそうです。それがどれくらいスゴイのかは、このアプリからは分かりません。iPad 2 対応ゲームのレビューをご覧ください。
まとめ
こうしたスペック比較の他にこの System Status – device activity monitor app はバックグラウンドで動くプロセスやメモリの使用状況などがチェックできますので iPad/iPhone の動きが遅い、といった時に何が原因なのかを調べることもできます。
いつも使っている iOS の裏側に何があるのか、覗いてみませんか?
- 販売会社URL:System Status – Overview – techet.net
- 掲載時の価格:230円
- ユーティリティ (Utilities)
- 執筆時のバージョン: 2.1
iPad 2 レポート
【iPad 2レポート】ハード編: 薄くて軽くて、手触りが良い!多くの人に愛されるべき製品に変貌。 – iPhoneアプリのAppBank
















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