【インタビュー】ソフトバンクの1000駅調査で電波が繋がると言われたのは何だったのか取材してきました

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ソフトバンクと au、両者の電波「つながる」「はやい」の競争が日々激しく繰り広げられています。

そんな中、ソフトバンクの10月31日に行われた決算発表で公開された「JR 乗車客数トップ1,000駅調査」とは一体なんだったのか、中の人に詳しく話を伺って来ました。

参考:2012年第2四半期決算説明会資料

以下、インタビュー型式でお届けします。
インタビュアーは私(@egaku)。取材を受けていただいたのはソフトバンクモバイル株式会社、マーケティング本部 ブランドマーケティング戦略部様です。

目次

インタビュー開始!

– 唐突に1000駅調査が発表されたように感じたのですが、どうして急に1000駅調査が始まったのですか?

iPhone はソフトバンクと au から発売されています。この中でもお客様がどちらで契約するか選ぶポイントとして「どちらがよりつながるのか」という点が重要だと考えました。

またiPhone 5発売以降、報道やマーケットで「一番の違いはLTEが利用できるエリアである」という声が聞かれました。

公表しておりました基地局の数やエリアマップではよく伝わらないため、全国を網羅しているJRの駅TOP1000で電波の調査をしようということになりました。

参考1:iPhone 5が対応している「LTE」って何?
参考2:4G LTE対応エリア住所検索 サービスエリア | ソフトバンクモバイル
参考3:4G LTEサービスエリア | au


– 調査は時間をかけて行ったのですか?

いえ、この1000駅調査をして発表しようと決めたのが決算発表の1週間前です。そこから調査候補地選考基準を決め、社内の端末をかき集め、測定日程を決め…もードタバタでした。

なんとか調査用の端末をソフトバンク、au ともに用意し短期間で計測を行いました。

さらに誰がやっても同じ測定方法になるよう「測定マニュアル」を作り、測定方法をレクチャーできる「測定チーム」を作りました。

測定場所も公平性が保たれるよう「全国の利用者数が多い JR の TOP1,000駅」ということにしました。



– 測定には実際に行かれたことがありますか?

はい、もちろん。と、いうか今回から技術部のメンバーではなく、僕らのような本当に普段使うだけで予備知識とか少ない人間も積極的に測定にでかけています。

だからこそ「測定マニュアル」では技術的な難しい話は記載せず、右から左に読めば作業できるようにしました。

でも、1度調査を行った後、まだまだ調査が足りないと感じました。


– どのように調査が足りないと感じたのですか?

1000駅調査と同時に発表した「山手線全駅調査」についてなのですが、初回はシンプルに全駅利用可能か調査しました。しかし、通信速度の計測も必要だろうと感じました。

さらに、計測時間帯も朝、昼、夜と時間帯を変えることも重要だと考えました。


今後の計測ではホームの3箇所に分かれて、時間帯も朝、昼、夜と3回計測します。
近日山手線の計測については行う予定ですよ。ご一緒しませんか?


– えぇぇ!?同行してもよいのですか?

はい、もちろん。一緒に計測して、結果が変わらないことをご確認ください。


次回、山手線全駅計測に同行調査!

1000駅調査、山手線全駅調査について伺っていると次回の調査に同行できることになっちゃいました。

と、いうことで次回は「ソフトバンクが行う山手線の速度調査の詳細」をお届けします!

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