廉価版iPhoneは純正バンパーと同色?3色の背面パーツがリークされる。

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AppBank の主任です。

Nowhereelse.fr が、廉価版 iPhone の背面パーツと思われる部品を取り上げています。

廉価版iPhone


(画像引用元:Un iPhone en Plastique rouge en entrée de gamme (photo) – Nowhereelse.fr)

現在までに3つのカラーが確認されており、そのうちの2色は iPhone 4/4S 向けに Apple から発売された Bumper に似ています。

内部にはシールドが取り付けられ、ロジックボードを固定する為のネジ穴も見受けられます。Nowhereelse.fr によれば、このネジ穴の位置は先日公開された、iPhone 5S 用と思われるロジックボードのネジ穴と一致するようです。

廉価版iPhone


(画像引用元:Un iPhone en Plastique rouge en entrée de gamme (photo) – Nowhereelse.fr)

この分析が正しければ、これは iPhone 5 用の交換パーツではないと考えられます。

なぜなら、iPhone 5S 用と思われるロジックボードは iPhone 5 のそれとネジ穴の位置が異なるからです。左が iPhone 5S(?)、右が iPhone 5 のロジックボードです。

iPhone 5S


(画像引用元:Photos of Bare iPhone 5S Logic Board Surface, Slightly Narrower Than iPhone 5 Board [Updated] – Mac Rumors

この iPhone 5S 用と思われるロジックボードは、先日報じられた iPhone 5S の試作品と思われるデバイスにも搭載されていました。

iPhone 5Sの試作品が再びリークされる。型番からA7チップ搭載と判明?

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iPhone 5Sは多色路線になるのか?

となると、iPhone 5S のカラーには従来のスレート・シルバー以外に、これらの鮮やかなカラーが追加されるということなのでしょうか?

その可能性は低いように思われます。今回公開された背面パーツはいずれもプラスチック製で、iPhone 5 に比べると安っぽさは否めないからです。

iPhone 5S の販売価格は600ドル以上となります。iPhone 5 で金属を使っている以上、同等の素材を使う可能性が高いと考えられます。

また、前述の通り、iPhone 5 と同様にガラスと金属からなるボディを持つ iPhone 5S と思われるものが既にリークされています。

なぜロジックボードのネジ穴が同じ?

では、なぜ iPhone 5S 用と思われるロジックボードと、これらのプラスチック製背面パーツのネジ穴の位置が同じなのでしょうか?

考えられるのは、iPhone 5S とロジックボードの形状を同一にして、載せるチップを iPhone 5S と廉価版で変えることでコストダウンを図っている可能性です

もし、今回取り上げられたプラスチック製の背面パーツが廉価版 iPhone 用であるとすれば、その可能性が高いと思われます。

参考(順不同)

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