新しいiPad miniの発売は予定よりも遅れる?液晶の焼き付きが原因か。

ETNews によると、先月発表された iPad mini Retinaディスプレイモデル(第2世代 iPad mini)の発売は予定よりも遅れるかもしれません。

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これまでにも第2世代 iPad mini は液晶ディスプレイの製造に問題を抱えており、その結果として予定通りに発売されても在庫不足になると噂されていました。

今回の ETNews の報道によれば、この「問題」とは生産した液晶に「焼き付き」と呼ばれる現象が起きることを指しているようです。

Apple は第2世代 iPad mini の発売日を「11月中」としており、具体的な日付を明らかにしていません。

生産した液晶に「焼き付き」現象

この「焼き付き」現象は、ブラウン管を使ったモニタやプラズマディスプレイで起きます。同じ内容を表示し続けると、その内容が消えなくなる現象です。

液晶でも起こり得る現象と言われており、第2世代 iPad mini に搭載されるはずの液晶にも同様の問題が起きていると ETNews は伝えています。

今回問題となっている焼き付きは目に見えない程度のものであると言われていますが、Apple は自社基準に満たないとして生産元に返品しているようです。

焼き付き現象の原因は?

原因は「ピクセル密度の高さ」と「液晶の製造技術」のようです。

ピクセルとはディスプレイで何かを表示する時の最小単位で、これが連なることで文字・写真を表現できます。

第2世代 iPad mini では iPad Air と同じ数のピクセルを、より小型なディスプレイで表現する必要があります。その数はおよそ314万です。

当然のことながら、ピクセルの密度は iPad Air よりも高くなります。

第2世代 iPad mini よりも密度が高い液晶はあるものの、それらは低温ポリシリコン技術を使っていると ET News は指摘しています。

一方で、第2世代 iPad mini 向けには LG がアモルファスシリコンを、シャープが酸化物半導体を使って液晶を製造していると言われています。

ETNews は、アモルファスシリコンではピクセルのサイズが最も小さい部類に入ること・シャープは慢性的問題を解決できていないことから、焼き付き現象を起こす液晶の割合が多いと報じています。

Appleは解決策を模索中

当初、Apple は LG・サムスン・シャープの3社体制を希望していたものの、サムスンとの交渉が失敗。その結果、現在の生産体制になったようです。

Apple は現状を打破すべく、サムスンと再度交渉中としています。

さらに Apple は、問題を解決できない場合、前述の低温ポリシリコン技術を導入することも検討しているようです。

これらの話が事実であるとすれば、いずれの場合であっても第2世代 iPad mini の発売が遅れるか、在庫量が少なくなる可能性が考えられます。

参考

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