先日から欧州で、Lightningコネクターの廃止に向けての動きが起こっているそうです。
欧州で、Lightningコネクタを規制する動きがあるようです。全ての充電ケーブルをmicroUSBに統一しよう･･･といったものらしいですね。
ケーブル1本で全てに対応できるのは便利ですが、Lightningコネクタの裏表なしでさせる感動も捨てがたい。みなさんはどう思いますか？
欧州の動き
先日の木曜日、欧州議会内の「域内市場および消費者保護委員会」は携帯端末の普遍的な充電器を義務づける新しい法案を全会一致で採択しました。
理由は、「機種変更でケーブルが不要となり廃棄物になる」といった環境的要因や、「ケーブルの乱立による消費者の混乱」などがあげられました。
特にiOS 7を採用したiPhone 5sでは、ライセンスはなくても使えていたケーブルのほとんどが使えない＝廃棄物となったあたりも関係しているんでしょうか。
2009年、欧州連合(EU)と国際電気通信連合(ITU)はmicroUSBを標準の充電規格として認定しています。しかしAppleはDockコネクターから独自規格であるLightningコネクタを採用、これを遵守する姿勢をみせていません。
この法律が正式に可決された場合、AppleはmicroUSBへの転換を余儀なくされます。法律の可決にむけて、議題の欧州理事会への付託が行われている模様ですね。
Appleは今後どうするのか？
もしも欧州でmicroUSB以外は認めない、となった場合Appleにはどのような選択肢があるのでしょう？
全ての規格をmicroUSBへ
この場合は、次世代からのiPhoneの規格を全てmicroUSBに、現存する分に関しては変換コネクタの配布という感じになるんでしょうか。
SAMSUNG、SONY、HTC、NokiaなどのあらゆるメーカーはすでにmicroUSBに統一している事を考えると、なくはない･･･んですかね？
欧州のみmicroUSBへ
欧州版のみmicroUSB充電という形を取る可能性もありますよね。作りを変えるとなると大変なので、変換アダプターを同梱するなどの対応策になりそうですよね。
おそらく可能性としては前者よりはこちらの方が高いのではないでしょうか？MacDailyNewsなどの海外メディアも、こちらの対策方法を推測としてあげていますね。
便利なのはどっち？
実際、microUSBとLightningコネクタどちらが便利なのでしょう？
microUSBの便利さはやはりその汎用性です。Androidやバッテリーなど、microUSBを使うものは非常に多くあります。何本もケーブルを持ち歩く必要がない、用意する必要が無いというのはそれだけで大きな魅力ですよね。
ただ「汎用性が高い」ということは裏を返せば、「他のもの」がない人からすれば関係ないんですよね。
ではLightningコネクタの魅力はというと、リバーシブルで使える点だと思います。microUSBだと必ず何度かひっくり返して「あれ？」ってなるので感動しました。
あとはやっぱ格好いいんですよね。中にホコリがたまる事もないし、キレイ。ケーブルに見た目は関係ないだろ！という方も多いでしょうが、やはり使うなら格好いいほうがいいなーと思うのです。
私の妄想的結論
Lightningコネクタに統一して、もう少し安くなれば完璧。･･･いや、不可能なのはわかってるんですけどね。
情報参照
アップルが「Lightningコネクター」を廃止し、「microUSB」に統一？――欧州で新法制定の動き – すまほん!!
EU law may force Apple to drop Lightning connector for MicroUSB – MacDailyNews – Welcome Home
