iPhone 6sのバッテリーを調査機関がテスト、プロセッサ製造元による差はわずか

iPhone 6sの『A9』プロセッサの製造元によってバッテリーの持ちが異なる問題について、独立した調査機関『コンシューマー・リポート』がテスト結果を公表しました。

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この問題についてAppleは、実生活での使い方ではプロセッサの製造元によってバッテリーの持ちに2〜3%の違いがあると認めています。
AppleがiPhone 6sのプロセッサに言及、製造元異なるとバッテリーの持ちに2〜3%の差

コンシューマー・リポートの調査によれば、プロセッサの製造元が異なっていてもその差はごくわずかだそうです。内容をくわしく見ていきましょう。

2つの実験で検証

コンシューマー・リポートが行った実験の条件は以下の通りです。

  • プロセッサの製造元が異なる2台のiPhone 6s
  • iOSのバージョンは「iOS 9.0.2」
  • 2台の設定はすべて同じに調整(明るさは150nit・自動調整はオフ)

実験その1:LTE回線で連続通信

この実験によると連続稼働時間はおよそ5時間で、2台の差は2%未満でした。

電波暗室という電波の出入りを遮断する部屋で、基地局の機能を再現する装置を使い、一定のLTE通信環境を確保した上で実施したそうです。

実験その2:Wi-Fiでウェブサイト巡回+音楽再生

Wi-Fi回線を使い、カスタムアプリで20以上のウェブサイトを自動巡回。加えて10の曲を連続再生させるテストです。

稼働時間は11時間以上で、600以上のページを表示できました。2台の差は1%未満です。

この実験ではiPhone 6sの温度も計測されています。テスト中の最高温度はおよそ29℃で、2台の差は1%未満でした。

結論:明確な差はない

実験の結果、コンシューマー・リポートは2台のiPhone 6sに明確な差はないと結論付けています。

一方で、今回の結果がすべての使い方・状況に当てはまるわけではない点も強調しており、使い方によっては差が出る可能性もあるとしています。

これまでの実験結果の通り、日常的な使用(ブラウザ使用・メール送受信など)であれば大きな差は見られないものの、高い処理能力を求めるゲームなどのアプリを長時間使った場合には差が出るものと思われます。

iPhone 6sのプロセッサの製造元を調べる方法は、以下のページでご紹介しています。
iPhone 6sは部品の製造元でバッテリーの持ちが違う? 製造元を確かめる方法とは

参考

Battery Tests Find No iPhone 6s Chipgate Problems – Consumer Reports

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