『魔法少女まどか☆マギカ』ファンにも知ってほしい『マギレコ』名言まとめ

2019.03.31

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これまで掲載してきた名言や迷言について6本をピックアップして紹介します。（文：塩田信之）

…私はもう…逃げない! 目の前に困難が立ち塞がっていても… (夏目かこ)

●魔法少女ストーリー夏目かこ 3話「13歳の覚悟」より

自分自身だけでなく、家族や親しい人物に不幸が降りかかり、それを解消させるために魔法少女となる運命を選択する。

そんな話はなにも夏目かこに限ったことではないが、彼女を追い詰めていった不幸が非常に痛々しいものであり、彼女自身の性格も相まって誰にも相談できず辛い立場に追いやられていたことは確かだ。

他の選択肢を選べる状況ではなかったが、かこは確かに自分自身の意志で魔法少女となることを決断し、キュゥべえに願いを告げた。

●魔法少女ストーリー純美雨 3話「計略者」より

純美雨（ちゅん・めいゆい）が魔法少女となった背景が明らかになる「魔法少女ストーリー」では、同時に常盤ななかや夏目かこ、志伸あきらとの出会いが描かれる。

美雨は「蒼海幇」という中華系結社のリーダーだが、3年前に起きた密輸品絡みの事件以来、警察から嫌疑をかけられ、組織は存続の危機に陥っていた。

そんな状況下で美雨の前に表れたのがキュゥべえ。美雨は蒼海幇を守るために魔法少女となっていた。

●イベントストーリー「アラカルトバレンタイン2nd 〜あの子がこの日の主役なら？〜」胡桃まなか編より

実家の洋食店「ウォールナッツ」のため、日夜奮闘するシェフである胡桃まなか（くるみ・まなか）。

バレンタインデー間近となったある日、彼女の通う水名女学園の生徒会役員である先輩に「絶対に告白が成功するチョコレート」作りを依頼される。

お菓子作り自体畑違いな上、告白を成功させる方法がわからない。困った彼女が先輩である阿見莉愛に助言を求めると、得意げな顔で返ってきたのは「必要なのは…！愛！情！よ！」あまりに月並みな意見に、まなかは呆れて「愛情…どこかに売ってませんかね?」とつぶやくのだった。

●メインストーリー第8章「偽りに彩られ神浜」56話「みたま編 2話」より

「マギウスの翼」の羽根たちが神浜の魔法少女たちを根絶やしにしようと無差別に襲撃し始め、魔法少女たちは調整屋に集まっていた。そこに、羽根たちの襲撃を受け負傷した雫を運び、鶴乃とフェリシアが飛び込んできた。

一足早く調整屋に来ていたあやかは、大けがをした雫を目にしてオロオロするばかり。そこにはお笑い芸人ばりにギャグをまくしたてるいつものあやかの姿はなかった。

●メインストーリー第8章「偽りに彩られ神浜」39話「全体編 10話」より

神浜東区の魔法少女たちのリーダーである和泉十七夜（いずみ・かなぎ）は、東西の魔法少女、そして「マギウスの翼」に対しても中立な存在である「調整屋」八雲みたまとは長年の付き合いがある。

同じ大東学院の生徒というだけでなく、みたまが辛く悲しい経験を経て魔法少女となったことや、その願い故に戦う能力を持たず、調整屋となった経緯も知っている最大の理解者だ。

●メインストーリー第9章「サラウンド・フェントホープ」 46話「チームみかづき荘編 12話」より

マギウスたちが、魔法少女をその悲劇的な運命から「解放」するために行おうとしていたこと、それは強大な力を持つ魔女「イブ」を作り上げること。

そのためには、地上に甚大な被害をもたらす最悪の魔女「ワルプルギスの夜」を招き寄せ、イブに「食べさせる」必要がある。それによって魔女として不完全なイブが、「孵化」するのだという。

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