◆パズドラ史に残る名勝負
では、行ってみようか。
助っ人は今回も、山本プロデューサーのミラボレアスである。
じつは、俺のフレンドリストに出ていたミラボレアスは山本さんの1匹だけだったので、もしもコレがいなかったらユリシャ×ユリシャで挑んでいたところだった。でもそれだと、操作延長がつかないし、HPも心許ないものになっていたと思うので……山本さんには、激しく感謝している次第でありますw
……とはいえ、そうそう簡単にいかないのが裏異形という場所であった。
ずーーーーん……w
ずずーーーーーん……ww
ゼウス=ヴァースはともかく、18階に毎回のように出てきたゼブンにはハラワタが煮えくり返るほど苦労させられたわ……。確かここで、3回連続で猛毒目覚めの毒ダメージで死んだと思う。まあ冷静になったいまだと、
「ゼブンの猛毒目覚めは1ターンだけなんだから、最初はゼロコンボでしのげよ!!!」
と思うのだが、このときは、
「あ、あとちょっと!!>< コイツを超えればクリアーが見えてくる!!!><」
と完全に舞い上がっていたので、そこまで考えられなかったんだよなあ……。
けっきょく、スタミナがなくなって魔法石を消費……。
しかもここからケアレスミスを連発するようになってしまって、最終的には5回くらい、スタミナ回復を余儀なくされたと思う。
それでも、このときは不思議なくらい悲壮感はなかった。
ナゼなら、戦力的には裏異形の連中よりも、「ウチのユリシャパのほうが圧倒的に強い!!!」と確信できたからだ。ゲームオーバーになっているのは俺がヘタクソなだけで、火力も、ギミック対応も必要十分なはず。
となれば……いつかハマれば必ずや、拍子抜けするほどあっさりとクリアーできるに違いないのだ!!!
そして、何度目かもわからない裏異形への挑戦。このときもじつに順調に、ダンジョンの後半まで進撃することができた。
さあ……つぎはゼブンの18階だ。今度こそ冷静に対応して、その先に進んでみせるぞ!!
そんな、気合みなぎる俺の前に現れたのは……↓この子でした。
拍子抜け~~~ん……www
って、ゼブンじゃなくてホイップやんけ!!!www
この緊張感のカケラもないホイップの表情は、もしかしたら俺から気合を削ぎ、パズルをミスらせようとする運営側の差し金だったかもしれぬ。
でも、スマホに残っているつぎのスクショが、
19階のクトゥルフだったので、ホイップの拍子抜け作戦は失敗だったようだw
そんなクトゥルフ戦あたりから、俺の手はブルブルと震えて言うことを聞かなくなってきていた。
ここには載せないけど、ワンパンで仕留めたかったクトゥルフ戦の1ターン目、盤面には火力を出すために必要な闇ドロップが3つしかなく、スキルで補充することもできなくて、「万事休す!><」という感じになっていた。
なんとか倒すことはできたものの猛毒目覚めを喰らってしまい、敵の攻撃ではなく、毒で死ぬ可能性をはらんでしまったのである。
そして迎えた20階--。
そこに現れたのは……。