100年前の廃墟に“いた”のは…修学旅行を抜け出した高校生の恐怖体験#海外の怪談

彼らの正体は一体……

とある修学旅行先で高校生が経験した恐怖体験のアニメが、海外YouTubeチャンネル『Llama Arts』に登場しています。

Source:Llama Arts,Mr. Nightmare
*カテゴリー:怪談,海外,アメリカ,都市伝説怪談・都市伝説

【海外の怪談】修学旅行を抜け出し、廃村の屋敷に向かうと……

高校時代のことです。クラスの名前は覚えていませんが、親友のベンと一緒に、実際に起きた不思議な出来事などを取り扱う珍しいクラスを受講していました。


ある時そのクラスの先生が、私たち生徒を廃墟の村に修学旅行として連れて行ってくれました。この村は1900年代初頭に作られたものの、なぜかすぐに放棄されたそうです。


私たちを乗せたバスは、深い森の中に続く、老朽化した道を20分ほど走りました。そして村についたとき、私たちは窓の外の風景に釘付けになりました。


村には膝よりも高い草がぼうぼうに生えていていました。そして、村の家の窓はほとんどが板張りで、ぼろぼろのレンガ造りの建物が怪しげな雰囲気を放っていました。

いくつかの家の壁には入口となる穴があり、地面には家の地下室に続いているような、人が通れるサイズの穴が開いていました。


この修学旅行の目的は、授業で学んだ調査方法を実践して、なぜこの村が放棄されたのかについて調べることでした。しかしベンと私は、先生が村の教会に向かってクラスを誘導している間に、何か面白いものはないか、こっそり2人でグループを抜け出しました。

そして村で目立っていた、ひときわ大きな屋敷の方向に向かいました。


この屋敷も完全に板で封じられていて、入り口はありません。しかし裏に回ると、また地面に穴が掘られていました。そして穴の中は、屋敷の地下室でしょうか?とにかく、穴の下はコンクリートの床で、降りるためのはしごが下げてありました。


ベンと私は顔を見合わせ、これはやるしかない、と決めました。ベンが錆びたはしごを先に降り、次に私が降りました。

中は真っ暗でしたが、幸運なことに当時は、ちょうどスマホに懐中電灯が搭載され始めた頃でした。穴の下は不気味な空間で、誰かが以前侵入したのか、ビール瓶がいくつか落ちていたり、壁には落書きがあったり、埃っぽい木の板もあちこちにありました。


少し進むと屋敷の中に続く木の階段がありました。ベンと私はこの階段も上ってみようと考えました。建てられたのは100年以上も前ですから、屋敷の中はどこも不気味でした。階段を一歩一歩上がるごとに、逆に下へ下へと落ちていくような感覚に襲われました。

階段を登ると、そこは外の光が全く入らない階で、昼間だとは思えないほど真っ暗でした。そのため良くは見えなかったのですが、その階には小さな部屋の入り口がたくさんあることは分かりました。


なんとなく薄気味悪さを感じた私は、建物の外に戻ることをベンに提案しようとしました。

その時です。小さな部屋の1つで、コンクリートの床がゴトン、と響くような低い音がしました。


ベンと私は一瞬固まって目を合わせました。普通の感覚であればここで逃げようとするのでしょうが、当時の私たちは怖いもの見たさから、確認しようとその小部屋に向かいました。

そこで見たものは、今でも脳裏に張り付いています。

扉から顔を出すと、3人の男が、静かにこちらを見つめていました。まるで、私たちを待っていたかのように。

真っ青になった私たちは、階段を全力で下り、錆びたはしごを登り外に出て、息を切らしてクラスのグループに追いつきました。


それを見た同級生が「どうしたんだ」と聞いてきましたが、騒ぎを起こしたくなかった私たち2人は適当にごまかしました。もちろん、先生にも話しませんでした。

それから私とベンはクラスから決して離れず、無事に帰る時間を迎えました。帰りのバスの中で、あれは一体誰だったのかとベンは話します。

「マフィアの隠れ家だったのか、ホームレスの人たちが住んでいたのか、それとも昔あの村に住んでいた……」

そんな訳はない、と私は言い聞かせるように言いました。しかし実はバスに乗る直前、私はまた見ていたのです。そう、あの建物の一番上の窓からこちらを見つめる、あの不気味な顔を……



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