悪のハッカー集団「Appleから未発表MacBookの設計図を盗んだぜ」→逮捕されて懲役115年の可能性。ヤバ過ぎた犯罪の数々とは?

発売前のMacBook Proの設計図を盗み、5,000万ドルを要求した悪徳ハッカーグループ、REvilのメンバーが逮捕されました。


*Category:テクノロジー technology|*Source:MacRumors, 米司法省公式ウェブサイト ,Wikipedia

米司法省、悪徳ハッカーグループREvilのメンバー逮捕を発表


米国司法省は公式ウェブサイトで、米国内の企業や政府機関に対してランサムウェア攻撃を実行したグループ、REvilに関与したとして、ウクライナ人のヤロスラフ・ヴァシンスキー氏を逮捕したことを発表しました。

REvilは、4月にAppleのサプライヤーであるQuanta Computer社を標的にし、未発売のMacBook Pro(2021年10月に正式発表)の設計図を盗み出しました。

この設計図ではポートやノッチの追加などのMacBook Proの特徴が示されており、REvilは「5,000万ドルを支払わなければ他の情報も公開する」とAppleを恐喝しました。

サプライヤーから盗まれたとされる設計図(内容はボカしています)

しかしこの計画はすぐに頓挫したようです。同グループは不思議なことに、数日後にウェブサイトからAppleに関するすべての文書と恐喝文を削除しました。

テック系メディア『MacRumors』によれば、REvilはその後も活動を続け、5月には米石油パイプライン大手のColonial Pipeline社へサイバー攻撃を行いました。この影響により、米東海岸では深刻なガソリン不足が発生しました。

さらに7月には、REvilはKaseya社のIT管理ソフトウェアの脆弱性を利用し、世界中の800~1,500の企業を標的にしました。これは「史上最大のランサムウェア攻撃」とも呼ばれる重大な事態となりました。

司法省は、ヴァシンスキー氏がKaseya社の攻撃に関与していたことを公表していますが、彼がAppleのサプライヤーであるQuanta Computerへの攻撃に直接参加していたかどうかは明らかにしていません。なお、彼はポーランドで逮捕され、米国へ身柄が引き渡される見込みです。


ヴァシンスキー容疑者の逮捕とともに、司法省は、同じくREvilに関与し、複数の被害者に対する攻撃を担当していたエフゲニー・ポリアニン氏が受け取った610万ドルを押収したと公表しています。ルーマニアでは他に2名の逮捕者が出ていますが、詳細は明らかにされていません。

同メディアによれば、彼らが有罪判決を受けた場合、ヴァシンスキー氏は最高で115年、ポリアニン氏は最高で145年の懲役刑を科せられる可能性があるとのこと。なお、ヴァシンスキー氏は身柄を拘束されていますが、ポリアニン氏は逮捕されていないそうです。

参考になったらシェアお願いします!
Twitterへ Facebookへ はてブへ Pocketへ
▼新着記事やオススメ記事を投稿中!