Facebookは使わない」ザッカーバーグとの対立を顕にするマスク
イーロン・マスクの考え方とは対象的に、ザッカーバーグは人工知能に対して楽観的に考えています。
否定的な人や、破滅的なシナリオを煽る人が、私には理解できない。
人工知能に関する考えについて、2人は完全に対立しており、決して相容れないようです。「Newsthink」はこの2人の姿勢について、2人が生み出した製品の違いにある、と指摘しています。
人工知能の否定は、広告収入を主とし、インターネットに依存している企業にとっては好ましくはありません。Facebookは、InstagramとWhatsAppを買収することで、ソーシャルメディアの市場シェアをさらに拡大しています。
そして、その野望はますます大きくなっています。10月には、Facebook社はMetaというブランド名に変更しました。そして人工知能は同社の進めるメタバースに欠かせないものです。
対して、マスクは「人類を救うこと」を中心に考えています。それが、火星へのロケットの製造であれ、地球上での電気自動車の製造であれ、です。自動運転技術の開発からしても、彼は決して人工知能を軽視してはいません。
しかし、マスクは「アンチ・Facebook」の姿勢を示すかのように、自分のFacebookアカウントを削除しており、同社のサービスを使うことを拒否しています。さらに、テスラやSpace Xの公式ページでさえ削除するなど、徹底的な姿勢を見せています。