スマホに「USBキラー」を接続すると…
次は、32インチのスマートテレビで検証します。今は、スマートテレビや、通常の薄型テレビにもUSBポートがあります。
本来テレビのUSBポートは、写真やビデオ、ファームウェアを読み込むためのフラッシュドライブを接続するために使用されます。さて、USBキラーをテレビに差し込むと、テレビは故障してしまうのでしょうか。
テレビは、USBキラーを差し込んでも問題なく点灯し続けました。「カチッ」という大きな音が一回しただけです。
それでは、USBポートが機能するのかを検証してみます。検証方法として、キーボードを接続してみます。本来、スマートテレビはキーボードをサポートしています。
キーボードを接続しましたが、全く反応していません。 つまり、USBキラーはテレビ自体を完全に故障させることはできませんでした。しかしUSBポートの機能は破壊したようです。
次は、スマートフォンで検証します。今回検証する「Nexus 6P」には、USB-Cポートがあります。
USBキラーを「Nexus 6P」に差し込むと、「カチッ」という音がして画面が真っ暗になりました。そして、再起動しました。
では「Nexus 6P」のUSBポートが問題なく使用できるかを調べてみます。「Nexus 6P」をコンピュータと接続してみます。充電は問題なくできるようです。
しかし、データの転送は出来なくなってしまいました。
つまり、USBキラーはスマホ自体を完全に故障させることはできませんでした。しかし、USBポートを利用したデータの送受信する機能は破壊されました。
このようにUSBキラーは、コンピュータやスマートフォンのデータ転送機能を一瞬で使用できなくする非常に危険なモノです。
とはいえ、電子機器の取り扱いに注意し、不特定多数の人に接続させない限りは問題ないはず。しかし、イタズラなどを防ぐためにも、重要なデータが入ったPCなどにはUSBプロテクターを付けておいたほうがいいかもしれません。
関連記事
-
本日(25日)最終!
12月25日までの期間限定。通常月額2980円のサブスク料金が初月70%オフの888円と大幅に割引されています。
↓↓ キャンペーンページをチェック
-
ネットがあればスグにできます
〝時給5500円のアメリカ人〟とおなじ給料を日本で稼ぐ方法
↓↓ 記事を読む