スマホに電気自動車。ここまでバッテリー(充電機器)が普及しても、実はバッテリー自体は目に見える進化が止まってしまっています。次世代バッテリーを作ると、世界的な覇権企業になれるはずなんですよね…。そこでAppleが新型バッテリーを『素材から研究開発』していると、韓国メディア「ETnews」が報じています。
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Appleが「新型バッテリー」開発中とのウワサ
「ETnews」が昨年報じた内容によると、Appleは「従来より性能を大幅に引き上げた」新しいバッテリーを開発中とのこと。
애플은 양극재와 음극재 등 배터리를 구성하는 소재서부터 직접 개발에 참여해 기존보다 성능을 대폭 끌어올린 완전히 새로운 배터리 개발을 목표하고 있다.
— 引用:ETNews
訳:Appleは正極材と負極材などバッテリーを構成する素材から直接開発に参加し、従来より性能を大幅に引き上げた全く新しいバッテリー開発を目指している。
Appleは、バッテリーの性能、エネルギー密度、出力、安定性を見極めるため、正極材料のキュレーションを行っているそうです。同メディアによれば、このバッテリーは、ニッケル、コバルト、マンガン、アルミニウムの新組成を採用し、現在市販されているものとはまったく異なる組成を採用しているとされています。
少し専門的な説明にはなりますが、この目的は「シリコンの含有量を劇的に増やす」こととのこと。現在のグラファイト・システムの代わりにシリコンを使えば、容量を増やすことができ、充電時間も短縮することが可能です。
しかし、シリコンには従来、充電中や給電中に膨張するという問題があります。「ETnews」は、Appleがこの問題を克服したと推測しているものの、詳細は明らかではありません。
一方、Appleがバッテリーの再発明に着手している理由は、iPhoneやMacといった製品のためではないようです。え、意外ですね…。「ETnews」に語った情報筋によれば、Appleがバッテリー開発に注力しはじめた理由は、Appleのヘッドセット「Vision Pro」にあるとのこと。
テックメディア「MacRumors」は、このヘッドセットのバッテリー持続時間が「わずか2時間」であることを指摘しています。最近はiPHoneもそこそこ満足できるバッテリー性能な気もしますが、(バッテリー自体は大した進化をしておらず、大容量バッテリーを詰めるように他のパーツをギチギチに詰めているからなのですが)2時間というのはさすがに非常に短いですね。
「ETnews」の業界筋によると、同社は2025年以降にこの新しい形態のバッテリーをデバイスに搭載する見込みとのことです。
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