MacBookのバッテリー寿命を伸ばす方法とは?
MacBookは、2019年の「macOS Catalina」まで、ソフトウェアによるバッテリーの保護機能を備えていませんでした。
現在のMacBookは、80%で充電が止まることがあります。それは「バッテリー充電の最適化」という新機能によるものです。
これはMacBookの充電スケジュールを把握し、毎日のバッテリー駆動時間とバッテリーの寿命のバランスをとるための機能です。
例えばMacBookを夜に充電し次の日の午前8時に出勤する場合、バッテリーの充電は午前7時頃までは80%に抑えられます。そして、午前7時を過ぎたあたりから、100%に向けて充電されます。
そうすれば、電源プラグを抜く直前にフル充電になります。
結果として、バッテリーの状態に悪影響を及ぼすことなく、一日中バッテリーを利用することができるのです。
この機能を使えば、MacBookを24時間365日コンセントにつないだままにしておいても、バッテリーを常に80%で維持することができます。
MacBookをずっと充電し続けているユーザーは「システム環境設定」の「バッテリー」設定で「バッテリー充電の最適化」をオンにしておきましょう。
そうすれば、バッテリー負担を心配することなく、MacBookを利用することができます。
また、MacBookを充電器から外して100%のバッテリー残量を確保したい時は、バッテリーアイコンをクリックして「今すぐフル充電」を選択します。そうすると、80%という制限が解除されて100%まで充電されます。
そして、翌日には通常の充電スケジュールに戻ります。