iPhoneのロック画面を魔改造できる「iOS 16」大物YouTuberが実践レビュー

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「iOS 16」の便利すぎる新機能とは?


iOS 16では、他のApple製品との連携機能も進化しています。

【4】Macと連携する「Continuity Camera」

この機能は、発表のなかで一番衝撃的だったかもしれません。

何年もの間、iPhoneのカメラはどんどん良くなっていますが、Macのウェブカメラは、あまり進化してきていませんでした。

2020年のM1 MacBookでようやく1080Pのウェブカメラにアップデートしましたが、それでもiPhoneに比べると性能が低いカメラでした。

そこでAppleは、iPhoneのカメラをウェブカムとして使うという技術を開発しました。この機能を使うには、iOS 16と「macOS Ventura」の最新バージョンが必要です。


Continuity CameraはあなたのiPhoneをワイヤレスでMacのウェブカメラに変身させます。そうすることで、見た目はもちろん、ポートレートモード、スタジオライト、センターステージなど、iPhoneのカメラで撮影できる様々な機能を利用できるようになります。

しかし、この機能で最も画期的な機能は、デスクビューと呼ばれる機能です。

ノートパソコンやモニターの上にiPhoneをマウントして、超広角カメラを使用すると、ユーザーが机の上で操作している物、手の位置、キーボード入力などを、映し出すことができます。

ウルトラワイドフレームの端を上下反転させ、完璧な映像にするために、多くのソフトウェア処理が行われています。


作業している対象が平らであれば、この機能は多くの状況で役に立つでしょう。

【5】新しいロック画面

これはiOSの最も大きな視覚的な変更点です。

iOS 16では、時計や壁紙など、あらゆるものをカスタマイズすることができます。また、新しい時計のフォント、色、いくつかのウィジェットを利用することができます。


ロック画面のカスタマイズを開始するには、ロック画面を長押ししてからカスタマイズボタンを押し、カスタマイズしたい項目をタップするだけです。

フォントと色のコントラストを調整して読みやすくすることもできます。

そして、時計の上と下に、ウィジェットを追加するためのスロットがあり、そこに電池の残量などを表示させることができます。

表示するウィジェットを変更する場合は、追加したいものを選び、タップするか、クリックしてドラッグするだけです。ウィジェット事態はあまり操作できませんが、クリックすると関連するアプリケーションを呼び出すことができます。

時計の上にあるものは主にテキスト形式なので、カレンダーのイベントや天気など、さまざまな用途に使えます。つまり時計、天気、ウィジェットなど、ユーザーの好みに組み合わせることができるということです。


さらに、作ったレイアウトを保存して、新しいものを作ることができます。Apple Watchのウォッチフェイスと同じように、作ったロック画面を長押しして、いつでも好きなものに切り替えられます。


そして、下のウィジェットを追加せず、時計と上のウィジェットだけにしておくと、壁紙の前景と背景の間に時計を表示させることもできます。この機能は、ポートレートモードの写真やiPhoneの写真だけでなく、どんな写真でも切り抜くことが可能です。

これは、先ほど解説したライブテキスト機能で培ったAI技術を活用しているのです。

少なくともこのベータ版では、時刻の下にウィジェットを追加すると機能しなくなるため、時計の切り抜きとホーム画面上のたくさんのウィジェットのどちらかを選ぶ必要があります。


また、ロックを解除すると、背景が黒色からフェードインするアニメーションも魅力的です。

さらに、作成したロック画面に集中モードを関連付けることができます。たとえば、仕事用の集中モードを使用したら、仕事用の決まったホーム画面に変わります。

仕事用のロック画面以外にも、寝るとき用、ジムに行くとき用、帰宅するとき用のホーム画面とロック画面を用意することもでき、あらゆるものが自動的に結びついて切り替わります。

また、通知が画面下部に表示されるため、ロック画面を通知で覆い尽くすこともありません。通知を確認する場合は、画面の下からスクロールをすると時系列で表示されます。

さらに、今まではリストのみで表示されていた通知が、スタック、リスト、またはアカウントとして表示させることも可能です。


Appleが追加したもう1つの機能は、ライブアクティビティです。この機能は、リアルタイムの出来事をロック画面上で把握できるようにするものです。

例えば、スポーツのスコアなどがリアルタイムで更新されます。

新しいミュージックライブのアクティビティは、以前の巨大なウィジェットよりも小さくなっています。ただ、今まで通り次の曲にスキップさせるなどの操作は可能です。


また、新しいライブタイマー通知は、秒単位でカウントダウンを表示させることができます。


iOS 16は、携帯電話の中で最もよく使うロック画面を、ユーザーの好みのままにカスタマイズすることができます。

一説によると、ユーザーは1日に100回ほどロック画面を確認するそうです。そう考えると、このiOS 16の変化がどれだけ重要なことかがよく分かります。


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