Appleが2年越しの「脱インテル」で実現したユーザー目線の圧倒的改良


この2年間で、AppleはMacのラインアップを完全に一新しました。Appleはインテル製チップから脱却し、代わりにAppleシリコンを採用したのです。このMシリーズについて、Appleに詳しいYouTubeチャンネル「Apple Explained」が解説しています。




*Category:テクノロジー Technology|*Source:Apple Explained,Apple

M1からM2まで、Appleシリコンの進化まとめ


Mチップの登場により、Appleはコンピュータの設計と性能をさらに進化させることができました。しかし現在では、Mチップの区別は少し難しくなってきています。現在Mシリーズには、「M1」「M1 PRO」「M1 MAX」「M1 ULTRA」「M2」の5種類が存在しています。


まずはM1から整理してみましょう。M1チップは、最初に登場し、現在ではAppleのエントリーレベルのチップとして使用されています。そして、MacBook Air、Mac mini、iMacをはじめ、最も多くのMacに搭載されています。


M1は最も性能の低いチップですが、置き換えられたIntelプロセッサよりもはるかに優れています。その理由は、省電力でありながらワットあたりの処理能力が劇的に向上したからです。

この効率の向上により、より優れたグラフィックスと処理能力を実現しながら、バッテリーの消費量と発熱量を抑えることができるようになりました。

そして登場から1年後、M1は「M1 Pro」と「M1 MAX」へと進化を遂げました。


「M1 PRO」とM1 MAX」とは、多くのプロセッサコアとグラフィックコア、高速なメモリ帯域幅、先進のメディアエンジン、そして多くのメモリを追加した、より高性能なチップです。


しかし、これらのチップには代償が必要でした。その代償とは、熱や電力効率を犠牲にするというものです。そのため「M1 PRO」と「M1 MAX」には、より強力な冷却システムが必要になりました。

その結果、冷却システムがコンピュータの内部で余分なスペースを占有することになってしまったのです。さらに、より多くの電力を必要とするため、バッテリーの消耗も早くなりました。

Appleは「M1 PRO」と「M1 MAX」を最新のMacBook Proに搭載しました。MacBook ProはAirよりも厚く、大きく、重たいモデルです。その代わりに、2つのファン、より多くの通気口、そしてより大きなバッテリーを搭載しています。


また、デスクトップコンピュータの場合、バッテリーと電力効率はそれほど重要ではありません。そこで、Appleは「M1 MAX」の消費電力を2倍にし、さらに高性能なチップを製造することにしました。そしてAppleは、2つの「M1 MAX」を融合させたものを「M1 ULTRA」と名付けました。

「M1 ULTRA」は、2022年に新しいMac Studioに搭載されています。


この時、M1 MacBook Airはすでに発売から2年が経過していました。デザインに至っては、4年前のものでした。そこでAppleは、この製品に過去最大のアップデートを施しました。

Appleは新たなMacBook Airに「M2」と呼ばれる新しいチップを搭載しました。また本体も、よりコンパクトな新しい筐体、より大きなディスプレイにもなっています。


「M2」という名前からして、これまでの「M1」よりもパワフルだと思われるかもしれません。しかし、Appleはそのようなアプローチをとっているわけではありません。「M2」は、前世代の「M1」を単に改良したものです。

そのため、性能的には「M1 PRO」「M1 MAX」「M1 ULTRA」の方が高くなっています。


これらのチップを上回るのは、恐らく今後登場する「M2 PRO」「M2 MAX」「M2 ULTRA」でしょう。これらのチップに関する情報はほとんどありませんが、新たなMacとともに、近い将来リリースされるはずです。

ユーザー目線で見ると、Appleのインテル製チップ搭載のMacはコスパが悪く、「MacOSが必要な人」が買うものといったイメージでした。しかしここ2年間で明らかになったAppleシリコンの圧倒的な性能は、Macシリーズを唯一無二のものとしたのです。

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