イーロン・マスクはどんな上司?テスラ幹部の答えが意外

Twitter社を買収した後、5000人規模の大量解雇を行ったイーロン・マスク。同氏は「プライベートで自分を批判した社員を即解雇」したなどと報告されており「冷酷な上司のイメージ」が定着しつつあります。

そんなマスクを上司として抱えるのは、どんな気分なのでしょうか?実際に彼の下で働いているテスラのシニアデザインエグゼクティブ、フランツ・フォン・ホルツハウゼン氏に、テック系メディア「The Verge」がインタビューを行っています。



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*Category:テクノロジー Technology *Source:CNBC,theverge,Tesla,tesla

テスラ幹部が語る「上司としてのイーロン・マスク」


今回インタビューを受けたフォン・ホルツハウゼン氏は、14年以上テスラの車をデザインしてきた人物で、「モデルS」「サイバートラック」などを手掛けました。入社以前にはフォルクスワーゲンやアウディ、マツダなどで働いてきた経験があります。

ホルツハウゼン氏が初めてマスクに会ったのは、彼がマツダで働き出して、3年半程が経過した時です。当時彼は、マツダがサステナビリティ(持続可能性)にあまり力を入れていないと感じていました。そのため、電気自動車を開発し、サステナビリティを全面に掲げるテスラに興味を持ったのです。


彼は友人の紹介でマスク氏と会い、楽しく会話をしたとホルツハウゼン氏は述べています。また、ホルツハウゼン氏はスペースXでマスク氏が作り上げたモノに感銘を受けたとのこと。この出来事は2008年半ばのことで、テスラもスペースXもまだ、本当に始まったばかりの頃の話です。

ホルツハウゼン氏はテスラを「サステナビリティを非常に重視しており、他の自動車会社がやっていないことをやろうとしている」と感じたそうです。その後、ホルツハウゼン氏はテスラで働くことを決意します。

彼にとって、イーロン・マスクはどのような上司なのでしょうか?この質問に対して彼は「素晴らしい上司」と評価し、「彼は常に私たちを後押しし、チーム全員の能力を最大限に引き出してくれる」と語っています。


また「デザインに関する意見が分かれたことはあるか?」という質問については「意見が合わないことはあるが、最終的には彼がボスだ」と答えました。

ホルツハウゼン氏によれば、マスクは「ユーザーが製品にどのように関わっているのか、テスラ車がどのような経験を与えられるのか」とのこと。テスラの従業員も、常にそこに集中しているそうです。

当然、マスクの考えは、ホルツハウゼン氏の専門であるデザイン部門でも共通しています。そのことがよく分かるのが「サイバートラック」です。

一般的に、車は性能よりもデザインを優先させがちです。しかし、サイバートラックは、デザインが機能に従った珍しい車です。

ホルツハウゼン氏によれば、サイバートラックは、強靭さを外側に押し出すというアイディアから生まれたそう。そのアイディアを実現するために採用されたのがステンレスです。ホルツハウゼン氏は「どんな環境でもアーミーナイフのように使われるトラックは、タフでなければならない」と語っています。このようにユーザーの用途を第一に考える姿勢は、まさにマスクが大切にしていることです。

彼は他にも、インタビュー内でサイバートラックについて数多く語っており「プロダクトが大好き」なことがひしひしと伝わってきます。ちなみに、サイバートラックのお披露目で防弾の窓ガラスが割れてしまった際には「心が落ち込んだ」そうです。


そして、イーロン・マスクがどんなリーダーかが分かりやすいのがこの部分。

イーロンは非常に意欲的です。私たちはその背中を追いかけています。私たちは皆、その使命を信じています。

ここから見える上司としてのイーロン・マスクの人物像は、ときには冷酷でも「社員から信頼される強いリーダー」です。そして、彼にとっての「一緒に働きたい社員」は、「自分のビジョンを共有して、同じ熱量で働いてくれる」存在なのかもしれません。

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