「iPhoneは便座より汚い」というのは有名な話。実際、日常的に触るスマホには何万もの細菌が付着していることが研究で明らかになっています。
部屋の掃除ばかりで忘れがちですが、スマホも定期的なクリーニングが大切です。せっかくの年末ですし、日常的にお世話になっているiPhoneも「大掃除」しませんか?また、iPhoneのデータ整理術も合わせて解説しますので、iPhoneの外側と内側をキレイにしましょう。
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目次
iPhoneの適切なクリーニング方法
今回解説するクリーニング方法は、Appleが公式に発表しているものではなく、Apple専門の米メディア「9to5Mac」が公開したものです。そのため実施する際は、あくまでも自己責任になってしまう点をご了承ください。
①iPhone掃除でやってはいけないこと
- 洗浄スプレーを使う(漂白剤、過酸化水素水などを使う)
- 圧縮空気を使う
- iPhoneにケーブルを挿したままにする
- iPhoneの開口部に洗浄剤を入れたり、スプレーを吹きかけたりする
②iPhoneのクリーニングに最適なアイテム
- 清潔なマイクロファイバークロスなど
- 70%イソプロピルアルコールまたは75%エチルアルコール(使用時はiPhoneではなく、布につける)
- クロロックスワイプなど(漂白剤は使わない)
- 粘着性のある粘土のような掃除アイテム
- 糸ようじなどのフロス
iPhoneでクロロックスワイプやアルコールを使う際には注意事項があります。Appleによるとこれらの製品を使用すると、撥油コーティング(耐指紋性)が損なわれる可能性があるとのことです。しかし、事前に保護フィルムを貼っていれば、iPhoneのスクリーンコーティングにダメージを与えないようにすることができます。
③iPhoneのクリーニング手順
- iPhoneの電源を切ります。
- ケーブルやアクセサリーを取り外します。
- 清潔なマイクロファイバークロスでiPhoneを拭き取ります。(必要に応じて、布を水で湿らせてもいいです)
- クロロックスワイプまたは、イソプロピル/エチルアルコールを布に含ませてデバイスを拭きます。
- フロスのピック部分を使って、手の届きにくい場所を優しく掃除します。(スピーカーの穴、マイク、その他の重要な部品を突き刺さないように注意しましょう)
- 粘着性のある掃除アイテムでスピーカーの穴などを掃除します。
今回解説した方法以外にも「スマートフォン用UVクリーナー」を使用するのも効果的です。
UVクリーナーの中には99%の細菌とウイルスを死滅させることができる製品もあります。
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