大麻合法化で〝3兆円市場〟創出、マリファナ解禁で一攫千金を狙うビジネスの最新状況
マリファナ(大麻)推進派の意見
タイのみならず、世界中でマリファナ(大麻)の合法化についての議論が続いています。
〝マリファナ懐疑派〟は大麻消費が社会に与える影響を懸念しています。脳がまだ発達していない10代の人たちには軽視できない負の影響があるかもしれませんし、妊婦、母乳育児者などの使用にも懸念が残ります。
一方〝マリファナ推進派〟は「この市場は2025年までに10億ユーロ(約1400億円)以上の価値になる」と予測し経済的なベネフィットを主張します。東南アジアでマリファナ(大麻)関連ビジネスを手掛けるTeera Ventures社のCEOであるナドン・チャイチャロン氏は「正しい理由に基づいて、正しく使えば、このハーブ(マリファナ)を〝実用的〟に活用する道はあると思う」と述べています。
マリファナ(大麻)の所持や使用は違法? 米国の場合
米国では約半数の州が「マリファナ(大麻)を嗜好品として使用したり、所持したりすること」を合法化しています。これは一方では「まだ半分程度の州では違法」ということでもあります。
保守的な州もマリファナ解禁へ
比較的保守的な地域であるテネシー州などでも〝解禁〟の動きは広まりつつあります。
米国〝ビジネスの首都〟ニューヨーク市でもマリファナ解禁
ニューヨーク市では初の「マリファナ・ショップ」が2022年の12月にイーストビレッジに開店し、2023年2月にも新たな店舗が開店する予定となっているなど大麻解禁の流れが進みつつあるそうです。
※ 記事作成時点において、日本でマリファナ(大麻)をみだりに栽培、所持、使用することは違法です
参考:大麻取締法(◆昭和23年07月10日法律第124号)|厚生労働省
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