「泣いた」「感動した」と話題! カンボジア出身技能実習生20歳初めての誕生日会! カンボジアではお金持ちしか誕生日会を開かず…

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とある会社で行われた社員の誕生日会動画がTikTok上で話題となっています。祝ってもらっているのはカンボジアから日本へ働きに来た技能実習生。今年20歳を迎えた彼の姿に「感動した」「心温まる…」とのコメントが寄せられました。

今回はこの動画が話題となっている理由や技能実習生の実態についてご紹介します。

目次

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カンボジアからきた技能実習生の誕生日会動画がバズった理由は?

話題の動画に出演しているのは20歳の誕生日を迎えたカンボジアからの技能実習生タカさん。動画はタカさんが勤務する三重県の外壁塗装専門店「日塗建(にっとけん)」さんにて撮影されたものです。朝倉社長の計らいで行われたタカさんの誕生日会の様子が映されていました。

そこでタカさんは「誕生日会は初めてです。私はぜんぜん誰からもやってもらった事がないです」と語ります。もう1人の技能実習生であるジンさんによると「カンボジアで誕生日会があるのはお金持ちだけ」と。感動しているタカさんの姿に胸を打たれた視聴者からたくさんのいいねやコメントが寄せられました。

外壁塗装専門店「日塗建(にっとけん)」とは? 何の会社?

日塗建さんは、三重県津市で住宅の外壁塗装や公共事業にて塗装業を営み施工する塗装専門店です。

津市のみならず、三重県全体で名の通った会社さんのようです。ネット上の評判として「安心して任すことができました」「説明もしっかりしてくれます」「工程も都度教えてくれて本当に良かったです」という声がありました。

カンボジアからきた技能実習生の誕生日会開催の経緯は?

日塗建さんでは従業員全員の誕生日会を毎年実施しているそうです。確かにTikTokに投稿されている動画の中には他の従業員の誕生日会動画もちらほら見受けられました。

今回話題になったタカさんの誕生日動画の反響を受けて動画撮影者の日塗建常務取締役である吉田美香さんは「まさか誕生日会を誰からもやってもらったことがないという言葉を聞くとは思いもよりませんでした」とコメント。数々の誕生日会を行ってきた会社役員も「生まれて初めてと誕生日会」という言葉に驚きを隠せなかったようです。

朝倉社長も「やってもらったことないの?」と何度も聞き返してしまうほど。吉田さんは「私たちには当たり前のことが当たり前でないという事実に、胸が締め付けられる思いでした。」と話します。

株式会社日塗建のカンボジア技能実習生受け入れの背景

管理団体からカンボジアの技能実習生について提案があり昨今の職人不足もあることから受け入れを決めたという日塗建さん。現在自社職人として6人が在籍しておりそのうち2人がカンボジアの技能実習生だと言います。

今回の技能実習生が初めてではなく以前にもカンボジア技能実習生の受け入れを行っておりタカさんは日本に来て8ヶ月が経ったそうです。

日本に来た最初の頃はホームシックで毎晩のように泣いてしまう実習生もいたようですが今では会社役員を親のように慕っているとか。彼らの一生懸命な姿にまた朝倉社長をはじめとした同僚たちも実習生たちに「何かできることはないかな?」という思いで接しているそうです。

日本での外国人雇用状況と浮き彫りになる今後の課題

厚生労働省によると「外国人雇用状況」の届出状況(2021年10月末時点)は以下の通りです。

  • 外国人労働者数は約 1,72万人で前年比 2,893 人増加し平成19年に届出が義務化されて以降最高を更新
  • 外国人を雇用する事業所数は約28万か所で前年比 17,837 か所増加し届出の義務化以降最高を更新

この結果からもわかるように外国人労働者数・雇用事業所は年々増加傾向にあります。一方、日本での外国人労働者の雇用環境には課題も多く存在。

  • 労働条件
  • 差別
  • 会社負担の大きさ
    • 上記は現状課題の1部に過ぎません。法律等の制度の改善も大事ですが会社や世の中の状況も変革が必要な時に来たのかもしれないですね。

      カンボジアからきた技能実習生の誕生日動画に対する口コミ

      「こんな会社があることが救い」「泣いちゃう」「素晴らしい会社」と日塗建さんの取り組みを称賛する声が多数でした。外国人技能実習生の受け入れには企業側の負担も少なくない状況です。そんな中での思いやり溢れる取り組みを見て感動する視聴者が後を絶ちません。投稿には29万超のいいねが集まり、感動的な展開に4000超のコメントが寄せられています。

      日本には「日塗建(にっとけん)」のようなおもてなしの心が必要

      私たちには想像もつかない苦労や努力があるカンボジア技能実習生。カンボジアに残してきた家族の生活のために言葉も文化も違う日本へ仕事にきています。ただの人材不足解消やただの一従業員という認識ではなく日塗建さんのような日本人らしい「おもてなしの心」をもった思いやりある姿勢こそが今の日本に求められているのではないでしょうか。

      その気持ちこそが彼らのやる気を奮い立たせていくでしょう。日塗建さんの従業員に対する考え方は今後日本全体として参考にしていきたいものです。

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