U20ワールドカップ出場決定！若き日本代表を徹底解説

2023.03.22

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昨年のカタールワールドカップではベスト16で惜しくも敗退するもドイツ、スペインに劇的な勝利をもぎ取り、着実にレベルアップしていることを世界に見せつけたサッカー日本代表。次こそは目標のベスト4へという中、次の大会に先駆けて若い侍ジャパンが始動しました。この中から次回のワールドカップでキーマンとなる選手が現れるかもしれないと考えると必見です。

そこで今回は先日行われたU-20アジアカップを踏まえ未来の日本代表について解説していきます。

1. U-20アジアカップの結果
- 1.1. サッカーの特徴
- 1.2. 課題
2. 注目選手
- 2.1. 松木玖生
- 2.2. 髙橋仁胡
- 2.3. 熊田直紀
3. 世界のU-20選手
- 3.1. リコルイス
- 3.2. ガビ
- 3.3. アルバロロドリゲス
4. 若手から目が離せません！

U-20アジアカップの結果

まずは、先日行われたアジアカップの結果をおさらい。日本は準決勝のイラク戦でPK線のすえに惜しくも敗退。しかしベスト4を勝ち取ることで2023年5月にインドネシアで行われるU-20サッカーワールドカップへの出場権を獲得。

準決勝以外は順当に勝利しており、予選では無傷の3戦全勝で勝ち抜けを決めました。特に先制されながらも逆転する試合などが多々あり、若い世代ながらメンタリティでも優れたチームであることを証明。

サッカーの特徴

23人に役割があると富樫監督が言うようにチームとしての総合力の高さがポイント。大会に23名が呼ばれていますが、大会すべてに先発出場しているのは松木や北野など一部の絶対的な主力のみで、GKを除いたフィールドプレイヤーは21人すべてピッチに立っています。

またこれまでのアンダー世代は早くもJリーグで出場機会をつかんで主力として活躍している選手が中心となることが多かったですが、今期は既に海外に挑戦の場を移している選手も入るなど、よりハイレベルな選手層に。

課題

今大会で5失点と守備面は問題なさそうに見えますが、そのうち3点がセットプレーというのは課題。特に一発勝負のトーナメント、準備期間が短い代表戦ではこうしたセットプレーをものにする、もしくはされるというのは非常に大きなポイントです。若い世代に限らず、海外、特に欧米は体格差が大きいため、5月のワールドカップにむけて入念な準備が必要。

一方でコロナの影響を受けて海外遠征を行えなかったという当初の課題はこの大会を経て解消できた模様。日本では考えられないような天候の変化やピッチコンディションなどの悪条件や自分たちとうまくはまらない対戦相手のシステムなどに対して、自分たちで考え解決策を提示し乗り越える強さを手に入れています。

注目選手

そんなU-20で注目の日本代表選手を紹介します。

松木玖生選手

生年月日：2003/4/30
身長/体重：180cm/78kg
所属チーム：FC東京
特徴：強靭なメンタルでチームを引っ張るリーダー。フィジカルにも秀でており、豊富な運動量と球際での勝負強さを武器に攻撃を牽引。ルーキーイヤーの昨年2022年からJ1のFC東京でレギュラーとしてプレーしておりこの先も期待の大きい選手です。

髙橋仁胡選手

生年月日：2005/8/17
身長/体重：173cm/63kg
所属チーム：FCバルセロナ(フベニールA)
特徴：アルゼンチン人の父と日本人の母の間に生まれ、バルセロナで育った異色のサイドバック。先輩である久保建英選手のように数々の名手を輩出した名門バルセロナの下部組織カンテラで育ち、現在もバルセロナに所属。スペイン仕込みの技術力と戦術理解度でチームを後方から組み立てます。

熊田直紀選手

生年月日：2004/8/20
身長/体重：181cm/79kg
所属チーム：FC東京
特徴：高い身体能力を活かした豊富な得点パターンが持ち味。今大会でも5試合で5得点、それも途中出場など試合時間が限られた中で結果を出しているのも魅力です。所属チームでは強力な外国人FWが所属していますがそこに割って入ることができれば次の国際試合でも結果をだせるはず。