ギコギコでお馴染みのあいつ、アート・ザ・クラウンが帰ってくる！ 6月2日公開の「テリファー 終わらない惨劇」。その公開を記念して5月5日より2週間限定でTOHOシネマズ六本木ヒルズと梅田にて前作「テリファー」が公開されます！ 1度見たら決して忘れられない姿と飛び抜けた残虐性。アート・ザ・クラウンの持つ恐ろしさをまだ知らない方は、ぜひこの機会にスクリーンで体験してみてはいかがでしょうか!? ただしその後悪夢にうなされようと筆者は責任を取りません……。
目次
- 1. あらすじ
- 2. 冒頭からエンジン全開！
- 2.1. 動き“だけ”はかわいい殺人ピエロ
- 2.2. ギコギコしちゃうぞ！ のシーンは圧巻
- 2.3. ツッコミどころはあるが、アート・ザ・クラウンのイタズラを楽しもう！
- 3. エチケット袋が配られる徹底ぶり
- 4. ここで続編「テリファー 終わらない惨劇」のことを少しだけ
- 5. アート・ザ・クラウンはホラー界の新アイコンとなれるか？
あらすじ
タラとドーンは、ハロウィンパーティーの帰りに酔いをさまそうとダイナーに立ち寄るが、そこへゴミ袋を担いだピエロメイクの男が入ってくる。やがてその男は店員に追い出され、タラとドーンも店を出るが、停めておいた車がパンクして移動ができなくなる。タラは姉のヴィクトリアに連絡して迎えに来てもらうが、そのときピエロメイクの男はダイナーの店員を惨殺していた。男は殺人鬼アート・ザ・クラウンで、タラの命を奪おうと彼女を追い回す。(引用元：Yahoo！ JAPAN映画)
冒頭からエンジン全開！
さすがR18+だけあって冒頭からがっつり魅せてきます！ インタビューシーンであれは一体だれなんだ？ という疑問が湧き、その姿からこの先はさらにとんでもないことになるだろうと分かっているのですが観ることをやめられません！ そしてすべて観終わったあとで改めて冒頭のシーンを振り返ると、とてもやるせない気分になってしまいます。あんなに一生懸命だったあの人が、アート・ザ・クラウンのせいで人生をめちゃくちゃにされてしまったのだと……。
動き“だけ”はかわいい殺人ピエロ
動きこそコミカルですが、やることは徹底的に残酷で残虐！ アート・ザ・クラウンには一切の躊躇も思いやりもありません！ ただやりたいからやる。それだけです。人をおちょくるような行動は観ている側をイラつかせますが、しかし動きと表情が見事なので心底憎むことができないキャラに。またアート・ザ・クラウンは劇中で一言も喋りません！ 刺されようが殴られようが動きと表情で表すだけなのがより一層不気味。そしてそれを演じるデヴィッド・ハワード・ソーントン、すごすぎます！
ギコギコしちゃうぞ！ のシーンは圧巻
キャッチコピーにもなっている「ギコギコしちゃうぞ」。このシーンはやはり劇中でも最強にやばいシーンとなっています。ギコギコという効果音で大体のイメージはつくと思いますが……。この場面では決してなにも食べないで観ることをおすすめします。しかしこのシーンがストレートだとしたらあとはジャブなので、ここさえ抜けてしまえば楽に観られるかもしれません……？
ツッコミどころはあるが、アート・ザ・クラウンのイタズラを楽しもう！
ギコギコシーンもそうですが、本作は随所でツッコミどころが満載です。ホラーやスプラッターにはあるあるだと思いますが、どうしてそういう行動をするの？ というキャラや、人間の体ってそんなにやわ？ となる場面の多いこと！ しかしそれこそがホラーやスプラッター映画の醍醐味とも言えます。血と理由のない残虐。これを楽しめる方ならこの「テリファー」もきっと楽しめること間違いありません！ そして最後のシーンではまさかの展開が……！
エチケット袋が配られる徹底ぶり
「テリファー」は2016年のアメリカ公開時に一部のファンが熱狂。やばすぎると噂が飛び交い、限定的な公開ながらも世界的に口コミが拡がりました。劇場公開をしていない国ではその公開を望む声が多数集まるほどに。そして日本でもとうとう「テリファー 終わらない惨劇」の公開を記念して、「テリファー」も期間限定ながらスクリーンに登場！ 公開初日となる5月5日、ＴOHOシネマズ六本木ヒルズでは入場者にエチケット袋が配られたそうです！ 「テリファー 終わらない惨劇」仕様のエチケット袋は、897（＝吐くな）枚限定生産の激レアアイテム。ゲットできた方、とても羨ましいです……。
ここで続編「テリファー 終わらない惨劇」のことを少しだけ
公式サイトではあらすじやYouTubeにて予告編も観ることができます！ そして「テリファー」は上映時間が84分でしたが「テリファー 終わらない惨劇」では138分となんと2時間超えの上映時間！ これは筆者の持論ですが、こういうスプラッター映画は短くて濃いものこそなんぼと思っているのでこの上映時間には少しの不安が……。しかしだからこそアート・ザ・クラウンの新たな一面が観られるかもしれない「テリファー 終わらない惨劇」にはとても期待しています！
アート・ザ・クラウンはホラー界の新アイコンとなれるか？
ホラー界にはすでにお馴染みのホラーアイコン達がいます。レザーフェイス、ジェイソン、フレディ、ブギーマン。そして最近ではジグソウも仲間入りしたといってもいいではないでしょうか。彼らはその強烈なインパクトで観るものを恐怖のどん底に叩き落としました。そこに彗星のごとく現れたアート・ザ・クラウン。果たして彼はホラー界の新アイコンとなれるのでしょうか？ これからのアート・ザ・クラウンの活動が楽しみです！
