【相撲】脱力系力士?北青鵬の“常人離れ”した取り口が圧巻すぎる

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大相撲5月場所の4日目(5月17日)、前頭11枚目の北青鵬関(宮城野部屋)が前頭10枚目の竜電関(高田川部屋)を豪快な上手投げで破り、3勝目を挙げました。この取組で北青鵬が披露した斬新な取り口に、解説者も「常識が通じない」と驚嘆。「脱力系!?」と注目を集めたその圧巻の取り口とは。

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北青鵬関のプロフィール

北青鵬関(本名アリューナー・ダワーニンジ)は北海道札幌市東区出身(出生地はモンゴル)で、宮城野部屋所属。身長は現役力士の中で最長の2メートル4センチ、体重は177キロ。さらに脚が長く、腰が高いという恵まれた体躯を誇ります。

3場所連続全勝優勝

5歳で相撲を始めると、高校時代には2年次と3年次に金沢大会連覇、インターハイ2年連続準優勝など実績を残し、高校卒業後に宮城野部屋に入門。2020年3月場所で初土俵に乗ると、初めて番付に名前が載った同年7月場所では7戦全勝で序の口優勝を果たします。

さらに翌9月場所で序二段、その翌11月場所では三段目優勝と3場所連続全勝優勝。その後、西幕下2枚目の番付で迎えた同年7月場所は7戦全勝で幕下優勝。序ノ口、序二段、三段目、幕下の各段で優勝を決めたのは史上7人目でした!

23年5月現在は東前頭11枚目

2021年9月場所で新十両に昇進した後は新型コロナや怪我の影響で休場を余儀なくされ2022年1月場所から3場所の間、幕下暮らしでしたが、7月場所には自身2度目の十両昇進。今年3月場所で幕内昇進を果たしました。そして5月場所現在は東前頭11枚目となっています。

竜雷との取組を振り返る

では、話題を集めた5月場所四日目の取組を振り返りましょう! 相手は東前頭10枚目の竜電関でした。北青鵬関は立ち合い後に相手の右腕を抱えるような体勢に。右手で前みつを取ってきた竜電にもろ差しで頭をつけられますが、肩越しに相手の右上手を取った状態で耐えていきます。

棒立ちの状態で受け流していく

それから1分21秒の間、膠着状態が継続。北青鵬関は上手を離さず、かつ左手は脱力させたまま、なんと棒立ちのような姿勢で竜電関の攻めを受け流していきます。体を寄せてくる竜電関を右半身で体重をかけながら巧みに待ち構えながら隙を見れば強引な投げを連発。最後は右手で豪快に上手投げ! 常人離れした取り口で見事に3勝目を手にしました。一方の竜電は2敗目を喫します。

「タイミングを見計らっていた」

力を抜きながら相手をいなすそのスタイルは、防戦一方に見えましたが、北青鵬関本人は「まわしは取れていたので、あとはタイミングを見計らっていた。攻めてこないかな、としか考えていなかった」と振り返っています。

さらに80秒以上に及ぶ長期戦となったことについて「長い、短いは相手との合口もある。それよりもまわしを取った相撲は勝てているから、まわしを取れるか取れないか」と口にしました。初日には大翔鵬との約3分に及ぶ接戦を制しています。まわしを取れれば勝てるという自信があるのは間違いなく、消耗戦に苦手意識はないようですね!

元隠岐の海・君ヶ濱親方も驚き

北青鵬関のこの斬新な取り口に、ABEMAで解説を務めた君ヶ濱親方(元関脇・隠岐の海)も注目。「力が入っていないように見えますけど、力の抜き方、預け方が上手いですね」と言及。「やはりあの形が、力が出せるのでしょうね。常識が通用しないですね」と舌を巻きました!

さらに「北青鵬がこれからの常識になるかもしれないですね。これで勝ってしまうんですからね」と、大きな期待をうかがわせるコメントもしています。

アナウンサーやファンも驚嘆

ABEMAで実況を務めた髙橋大輔アナウンサーも「スケールが違うし、もうセオリーじゃないですもんね」と驚嘆すれば、視聴者からも「脱力しすぎ」「おかしいw」「ノーガード戦法だ!」「左手何もしないのが面白い!」といった様々な反応が寄せられました。

8日目では連勝中だった朝乃山に土をつける

さらに北青鵬関は8日目の取組では、元大関で東前頭14枚目である朝乃山関の連勝をストップ! 左に動きながら相手の左上手を掴むと、土俵際まで寄られながらも最後は下手投げで相手を転がします。テレビ解説を務めた師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)の前で挙げた、見事な6勝目でした。

八角理事長からも期待を寄せられる

この取組について、日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)からは「堂々としている。右を取ると強い。立ち合いが高いけど、突っ張りを覚えれば曙のようにもっと上にいける」と課題を指摘されつつも、さらなる躍進に期待を寄せられています。

今後ますます角界を盛り上げてくれそう

北青鵬関の取り口はまだまだ粗く改善点は多いですし、今後は上位陣から対策を練られることは必至です。それでもそのスケール感溢れる立ち合いには、多くの解説者やファンが注目するところ。今後ますます角界を盛り上げてくれそうですから、目が離せません!

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