【日本選手権】一体何が起きたのか?サニブラウン選手がまさかの最下位に

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6月1日からの4日間、ヤンマースタジアム長居で日本陸上選手権が行われました。最終日となる4日、注目の男子100m決勝。昨年の世界選手権で7位入賞を果たしたサニブラウン・アブデル・ハキーム選手は日本選手権連覇がかかった出場となりました。しかし結果は、スタートから出遅れまさかの最下位。サニブラウン選手に一体何が起きたのでしょうか。

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サニブラウン選手が最下位 スタートから出遅れ

6月1日からの4日間、ヤンマースタジアム長居で日本陸上選手権が開催されました。最終日の4日、注目の男子100m決勝。昨年の日本選手権覇者で世界陸上でもファイナリストとなったサニブラウン・アブデル・ハキーム選手も出場。日本選手権連覇、そして8月に行われるブダペスト世界陸上の出場を狙いました。

しかし結果は、10秒59でまさかの最下位。ブダペスト世界選手権の参加標準記録(10秒00)には遠く及びませんでした。



準決勝から異変?サニブラウン選手に一体何が起きたのか

100m決勝でまさかの最下位となったサニブラウン選手。順当に決勝まで勝ち上がってきたサニブラウン選手の身に一体何が起きたのでしょうか。

迎えた決勝。サニブラウン選手はそのスタート直前、スターティングブロックのセットに入った際「脚をつっちゃった」と言います。スタート前から左ふくらはぎが痙攣。すでにまともな状態ではありませんでした。加えて決勝はスタートのやり直しがあったため、さらにダメージが蓄積。

サニブラウン選手は「直前のスタート練習は良かったんですけど、本番になったら急に来たんです。1回目のスタート後は、ちょっと伸ばせば大丈夫かなと思いましたが、2回目のセットでガッとつった。スタートラインに立っているので走らないわけにはいかない。そこは責任とプロとしての心構えですかね」とコメントしました。

決勝で脚を攣ってしまったサニブラウン選手。異変は準決勝からあったようです。準決勝は10秒26で2位通過。スタート前に決勝と同じ左ふくらはぎの痙攣があり、脚を伸ばしての対応となりました。

ダメージ負ったサニブラウン選手 世界選手権出場への望みは?

準決勝から脚を負傷していたサニブラウン選手。大きなダメージを負ってしまった日本選手権となりましたが、ブダペスト世界選手権出場の望みはあるのでしょうか。

日本陸連が発表したブタペスト世界選手権の「日本代表選手選考要項」によると、サニブラウン選手に該当する「内定条件」は以下の2パターン。

①オレゴン世界選手権で8位以内の成績を収めた日本人最上位の競技者で、2023年1月1日から日本選手権終了日までに、ワールドランキング対象競技会において参加標準記録を満たした競技者。

②日本選手権以降に、ワールドランキング対象競技会において参加標準記録を満たした、または基準ワールドランキングにより参加資格を得た、オレゴン世界選手権で8位以内の成績を収めた日本人最上位の競技者。

サニブラウンは①の条件を満たすことはできませんでしたが、②により、7月30日までに参加標準記録(10秒00)を突破、もしくは基準ワールドランキング(2022年7月31日~2023年7月30日までの上位5つのパフォーマンススコア平均)による参加資格をクリアすれば、日本代表を得られることになります。

サニブラウン選手は6月中旬にフィンランドで行われるコンチネンタルツアー・ゴールドに出場予定。日本選手権を終えたサニブラウン選手は「イメージしていた走りはできなかったですけど、3本走ったのはラウンドを重ねる世界選手権に向けて良い身体作りになったのかなと思います 日本選手権は通過点なので、ここからもっともっと仕上げていければなという感じです」と世界選手権出場を見据えています。

ここから身体を回復させ、世界選手権へ向け調子が上がっていくことに期待!

坂井選手、涙の初V 「いつか勝ちたいと思っていた」

木南記念で桐生選手を抑え優勝した坂井隆一郎選手(大阪ガス)、関東インカレで2連覇を果たした柳田大輝選手(東洋大学)、9秒代の自己ベストを持つ小池祐貴選手(住友電工)ら注目の顔ぶれとなった日本選手権男子100m決勝。

昨年の覇者サニブラウン選手が最下位に終わる波乱のレースとなった今年の日本選手権。制したのは今季絶好調の坂井選手でした。タイムは10秒11と世界選手権参加標準記録には届きませんでしたが、得意のスタートで序盤からリードしてそのままフィニッシュ。日本選手権初優勝を飾りました。坂井選手は「日本選手権はいつか勝ちたいと思っていた。今がチャンスだと思って臨んだ」と涙を滲ませながら笑顔で答えました。

見事に優勝を飾った坂井選手。実はサニブラウン選手同様、脚に怪我を負いながらの出場でした。大会の2、3日前に左アキレス腱を負傷。「痛くてやめたい気持ちもあったけど、今後もこういう状況があるかもしれない。チームで話し合って出ることにしました」と明かし、「重傷ではないと思います 騙し騙しできていた」と、予選・準決勝も負担をかけないような走りで乗り切ったと言います。

得意の爆発的なスタートに加え、二次加速にも磨きがかかってきた坂井選手。7月のアジア選手権にも出場予定で、参加標準記録の突破を狙います。



インカレ2連覇の柳田選手 ベストタイで2位も「悔しい…」

インカレ2連覇の柳田選手は10秒13の自己ベストタイを記録するも2位。スタートがやや出遅れ、持ち味である大きなストライドで後半巻き返すも優勝には届かず。柳田選手は「悔しいです 最後に自分の詰めの甘さが出た。最後勝ちきれなかったらだめなので、次は負けないようにしたいです」と涙を浮かべました。

レース後、悔し涙を流していた柳田選手でしたが、「少しは成長できたのかなと思う。最低限の結果だとは思っているので、世界選手権やアジア選手権に向けて再スタートしたい」と意気込みを語りました。

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