メジャーリーグで、82年ぶりの4割打者が誕生するのでは？と注目されているルイス・アラエス選手。昨シーズンは首位打者を獲得し、今シーズンも絶好調な成績を残しており、偉業達成に向けて、期待が高まりますね。そこで、今回はルイス・アラエス選手の今シーズンの活躍ぶりとバッティングの凄さについて解説していきます。
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目次
- 1. ルイス・アラエス選手のプロフィール
- 2. 82年ぶりの打率4割打者誕生？
- 3. 昨シーズン首位打者！
- 4. 大谷選手を攻略したルイス・アラエス選手
- 5. ルイス・アラエス選手の凄さとは？
- 6. まとめ
ルイス・アラエス選手のプロフィール
ルイス・アラエス選手は、ベネズエラ出身のメジャーリーグ選手です。2013年にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び、2019年のシーズン途中からメジャーリーグ昇格。
そこから4年間ミネソタ・ツインズで活躍し、今シーズンのオフにトレードでマイアミ・マーリンズへ移籍。2023年に行われたWBCには、ベネズエラ代表として出場しました。そして現在は、内野手として、試合に出場しています。
82年ぶりの打率4割打者誕生？
メジャーリーグでは、1941年にレッドソックスに所属していたテッド・ウィリアムズ選手が打率.406を達成。それ以降、4割打者は出ていませんが、今シーズンのルイス・アラエス選手の活躍は、82年ぶりの4割打者になり得ると言われています。
今シーズン、4月終了時点で打率.438の高水準をマークし、1942年以降では、7位の成績とのこと。シーズンの序盤ですが、かなりの好成績を収めており、82年ぶりに4割打者が誕生するのではないかと注目されています。
その後、5月に入り一時期不調に陥り、打率を下げたものの、少しずつ回復傾向を見せ、現在は、.390〜.400付近を推移。このペースを維持し続けるのは、とても難しいことですが、今シーズンのルイス・アラエス選手の活躍を見てると、実現できるのではないかと感じてしまうほど、好調です。今後、どこまで高打率を維持できるか、注目が集まります。
昨シーズン首位打者！
昨シーズン、ルイス・アラエス選手は、打率.316の成績を残し、メジャー人生で初の首位打者とシルバースラッガー賞を獲得しました。また、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手の三冠王を阻止したと話題を集めていましたね。
ルイス・アラエス選手は、メジャー昇格後、毎年3割付近の安定的な成績を残していましたが、昨シーズンオフに3対1のトレードで、マイアミ・マーリンズに移籍。タイトル獲得した選手が、トレードで移籍したのは、44年ぶりとのこと。
様々なポジションを経験していたことから、定まったポジションにレギュラー選手が固まり、起用するポジションがなくなり、放出されたのではないかと思いました。ですが、ルイス・アラエス選手は、3割付近の打率を誇る好打者として、新しい球団での活躍が期待されます。
大谷選手を攻略したルイス・アラエス選手
ルイス・アラエス選手は、大谷翔平選手との対戦で、確実に配球を読み、高度なバッティング技術でタイムリーヒットを放ちました。先日の対戦では、第1打席と第2打席は抑え込まれたものの、第3打席に92マイルのスプリットを捉え、ライト前に運ぶタイムリーヒット。
昨シーズンに、大谷翔平選手がウイニングショットとして使っていたスプリットを、タイミングをしっかりと合わせ、ライト前に運んだバットコントロールは、一級品です。今後、大谷翔平選手とルイス・アラエス選手が、どんな直接対決を見せてくれるか楽しみですね。
ルイス・アラエス選手の凄さとは？
ルイス・アラエス選手の凄さは、ミスショットが少なく、選球眼が良いことです。自分が得意としたコースに球が来ると、見逃すことなく正確にコンタクトし、ヒットにしてしまいます。
逆に、ルイス・アラエス選手が振らないボールは、ストライクゾーンの外に収まるとのこと。しっかりと、自分が振れるゾーンを把握しているからこそ、力強いバッティングでヒットを量産し、メジャーリーグ昇格以降も、3割近い打率を維持し続けることができていると感じました。
また、ルイス・アラエス選手は、選球眼に優れている為、ストライクゾーンギリギリのボールはカットし、ボール球はしっかりと見逃し、ストライクゾーンに入ってきたボールは力強いスイングでヒッティング。
そして、力強いスイングで打った球は、ミスすることなくしっかりとミートする技術を持っており、メジャーリーグでも一流のバッターと言われています。この卓越した技術があるからこそ、昨シーズンは首位打者を獲得し、今シーズンは、打率4割付近を推移。今後、どんなバッティングを見せてくれるか楽しみです。
まとめ
今回は、82年ぶりの4割打者誕生に近いと言われているルイス・アラエス選手について解説してきました。メジャー昇格後、通算3割台の打率をキープできているのは、優れた選球眼と正確なバットコントロールで確実にヒットを放つことができています。
まだまだシーズンは、始まったばかりですが、4割台をキープしており、今後どこまでこの数字を維持できるか、注目です。そして、82年ぶりに4割打者が誕生するのか、ルイス・アラエス選手の活躍を楽しみに、観戦していきたいと思います。
