何のパーツ?高さ3mの「未確認物体」が海岸に打ち上げられる

西オーストラリアの人里離れたビーチで巨大な「未確認物体」が発見されました。この物体は何で、どこから来たのでしょうか?この正体不明の巨大物体について判明していることを、海外メディア「sciencealert」が解説しています。

*Category:テクノロジー Technology *Source:sciencealert,@Australian Space Agency,@Debapratim

謎の巨大物体の正体とは?


この謎の巨大物体はパース(オーストラリアの都市)から北へ250キロの地点で発見されました。現在は警察によって管理されています。物体の幅は約2.5メートル、長さは3メートル近くあります。

この巨大物体の見た目からして人工的に作られたもので間違いありません。ただ円筒の側面がフジツボで覆われていることから、製造されて時間は経っているようです。

「Australian Space Agency」は謎の巨大物体についてこのようにツイートしています。

我々は現在、西オーストラリアのジュリアン・ベイ近くのビーチにあるこの物体に関する問い合わせを行っています。この物体は外国の宇宙ロケットのモノである可能性があるため、世界中の機関と連絡を取り合っています。

警察は化学分析によりこの未確認物体が安全であると発表しています。しかし、それがどこから来たのかはまだ確認されていません。そのためネット上では「物体の出所」について、さまざまな憶測が飛び交っています。

現時点での有力なネット上の説は「この金属構造物は深海から上昇したのではなく、宇宙から落下してきた」というものです。Reddit(アメリカの掲示板サイト)では、この物体がインドの極衛星打ち上げロケット(PSLV)の第3段モーターケースに「完璧に一致する」と指摘するユーザーもいます。

実際、インド国防研究部門はすでにこの物体を自分たちのものだと主張しています。研究部門の関係者は「PSLVロケットは打ち上げられると途中で部品が分離され、海域に落下するように設計されています。第3ステージはしばしばオーストラリア近海に落下しています」と述べています。オーストラリア宇宙庁も「外国の宇宙ロケットの可能性もある」と認めています。

確かにビーチに現れた巨大物体とPSLVロケットは酷似しています。フジツボが付着していたことから、おそらく数カ月以上も海の中にあったのでしょう。

人工衛星が地球軌道に投入されるようになった近年、ロケット打ち上げによる宇宙ゴミの問題が注目されています。なぜなら現在のロケットの部品は回収される予定もなく、意図的に人里離れた海域に沈められることが多いからです。

オーストラリア宇宙庁は「宇宙ゴミ軽減対策に力を注ぐ必要があり、それを国際舞台で強調し続ける」と述べています。

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