DJI「Air 3」レビュー:10万円台で ハリウッド映画なみ(!?)の映像が撮れる高コスパ ドローンだッ!

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DJIが〝中望遠&広角〟2つのカメラを備えたドローン「Air 3 Fly」を8月(2023年)に発売しました。

プロポ(コントローラー)が付属する最安のモデルの直販価格129,800円(税・送料込)という手ごろな価格ながら、1/1.3インチのセンサーを備え4K/60fpsのHDR動画を撮影でき、公称最大46分の長時間飛行や全方向の障害物検知と回避に対応するなど、強力な仕様となっています。


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今回はその実機をDJIから借りられたので、実機をすみずみまで撮影したり空撮をしたりした結果をレポートします。

DJI「Air 3」アンボックス&フォトレビュー

今回チェックするのは「Air 3」のFly Moreコンボ。バッテリー3つとディスプレイ付きのプロポが付属する最上位キットです。


付属の肩かけカバン。この中にドローン本体、予備バッテリー、プロポなどを全て収納できます。


「Air 3」のFly Moreコンボの内容物は以下の通り。


DJiの空撮ドローンはサイズが大きく値段が高い方から順に「Mavic」→「Air」→「Mini」となっています(産業用、FPVを除く)。今回みていく「Air」はちょうど真ん中のサイズを担う〝中堅機〟という位置付け。


DJI「Air 3(写真左)」といちばん大きい〝Pro Max〟サイズのiPhoneを比較してみたところ。


本体重量は公称720グラム。


DJIのミッドレンジモデルAirシーズとしては初となる〝2つ眼〟仕様。


上位モデルの「Mavic」シリーズには〝3つ眼〟がありますが、スマホと同様ドローンも複数のカメラを搭載するトレンドとなりつつあるのかも。

折りたたんだ状態、収納時の形状はうまく突起を抑えて、ひっかかりにくくなっているので持ち運びに便利。


底面。


放熱用のヒートシンクを備えたカメラ。


前方に向いたセンサー。


後方のセンサーと、バッテリーを装着する部分。


USB-CポートとMicro SDカードのスロットを備えています。


3連のバッテリー充電器兼ケース。


プロポ(コントローラー)はこんな感じ。アンテナ部分が黒く〝うさみみ〟のようになっています。


付属のプロペラ(ローター)などは袋に入っています。こうした簡易な包装のほうが出すのが楽ですし、箱+袋の梱包に比べてゴミも減るので良さげ。


DJI「Air 3」を飛ばしてみた

飛行時の様子。間近にあると「ブーン」という音がしますが、30メートルくらい上昇させるとあまり気にならなくなります。


二つ眼になり重量が増しているはずですが、カメラの安定感は抜群。


◆ DJI「Air 3」で撮影した写真

広角のレンズ&カメラで撮影した写真(無編集、無加工、ウェブサイトにアップロードする際の圧縮あり)です。焦点距離は35 mm換算で24mm、F値は1.7。


こちらが望遠レンズ(カメラ)。焦点距離は35mm換算で70 mm、F値は2.8。光学3倍ズームに対応しています。


なお、画素数は広角、望遠ともに4,800万です。

◆ DJI「Air 3」で撮影した動画

今回も福島県の県南にある〝ドローン・フレンドリー〟なホテルルネサンス棚倉にご協力いただき撮影をしました。同ホテルでは、遊歩道や広場、展望台、屋内フライトゾーンなどを含む広大な敷地内でドローン飛行や撮影が楽しめます(機体はレンタルでも、持ち込みでもOK)。

DJI「Air 3」を使用して撮影した動画は以下の通り。

上記は自動で飛行とカメラワークの切り替えを行なう〝マスターショット〟機能を使用して撮影しており、操縦者(使用者)はボタンを押した後は周囲の安全を見守り緊急時に対応するだけでOK。基本的になにもせずとも自動でドローンが飛び回り見栄えのする映像を撮影してくれます。

これまでもDJIのマスターショットは優秀でしたが、「Air 3」からはミッドレンジ機でも望遠&ズームのアクションが使えるようになり、さらに映像のバリエーションが充実しました。

望遠レンズだと背景が近くに見える〝圧縮〟効果が生まれ、独特の迫力が生まれるのが特徴。ハリウッド映画などでも使われる技法なので、映像にグッと高級感というか映画っぽさが出るのがイイんです。これが10万円台のドローンで撮れるというのは、素晴らしいこと。「ハリウッド並み」と言うとALTAにREDを載せて撮影しているような人に怒られそうですが……「気分はジェリー・ブラッカイマー」とぐらいは言って良いでしょう(笑)。

中堅を担うドローンとしては十分過ぎる機能を備えたモデルとなっているので、欲しいと思った人は迷わず購入してOK。きっと満足できますよ。

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