
NTTドコモとDAZN Japan Investment合同会社は4月24日、包括協業契約を締結したと発表しました。第一弾として、6月5日から提供開始予定の「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」契約者向けに、スポーツライブストリーミングサービス「DAZN for docomo」(月額4,200円)を追加料金0円で提供することが明らかになりました。
本協業により、「DAZN for docomo」を通じて明治安田Jリーグやプロ野球(広島東洋カープ主催試合および一部試合を除く)、ラ・リーガ、リーグ・アン、セリエAなどの欧州サッカー、F1をはじめとするモータースポーツなど、DAZNの全コンテンツを追加料金なしで視聴できるようになります。ただし、PPVなどの追加有料コンテンツは含まれないとのことです。
両社による包括協業の今後の展開
両社は今後、スタジアム・アリーナにおける観戦体験の向上を図る取り組みも検討しています。「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」契約者向けに、プレミアムスポーツイベントへの招待や選手とのミート&グリート、スイートルームやVIPパッケージでのスポーツ観戦などの特別体験を提供する計画です。
くわえて、広告事業における協業も予定されています。ドコモが保有する1億を超える会員基盤に紐づくデータアセットと、DAZN Japanが提供するスポーツコンテンツを組み合わせた「DAZN」での広告配信や、新しい広告ソリューションの開発などを進めるとしています。なお、データ活用については、お客さまから同意をいただいている範囲での活用になるとのことです。
両社トップのコメント
NTTドコモ代表取締役副社長の齋藤武氏は「ドコモは国立競技場やIGアリーナなどの運営に携わるベニュービジネス、Jリーグやプロ野球団体との協業などスポーツ事業に注力しています。本協業を契機に、お客さまがいつでも・どこでもスポーツをさらにお楽しみいただけるよう、新たなスポーツ体験の創出をめざしてまいります」とコメントしています。
一方、DAZN Japan最高経営責任者兼アジア事業開発の笹本裕氏は「今回の包括協業契約により、両社のパートナーシップを次のレベルへと昇華させ、『DAZN for docomo』の見放題をはじめ、スポーツの熱狂を日本中につなぎ、スポーツエンターテイメントの未来をともにつくっていくことを大変嬉しく思っております」と述べています。
「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」における「DAZN for docomo」見放題の詳細は、サービスサイトで確認できます。