
ABEMAは4月30日、「将棋チャンネル」において将棋界の早指し王を決定するオリジナル対局番組の新シリーズ『ABEMAトーナメント2025』の開催を決定するとともに、将棋界のトップ棋士たち7名によるドラフト会議の模様を、2025年5月24日(土)夜7時より放送すると発表しました。
発表によると、『ABEMAトーナメント2025』は、昨年5月に放送した『ABEMAトーナメント2024』に続くABEMAオリジナル対局企画の第8弾とのことです。
将棋界唯一のドラフト会議を経て決定した7チームと、エントリートーナメントを勝ち抜いた棋士チームの計8チームによる団体戦で争われます。くわえて今大会でも最多賞、最高勝率賞、最多対局賞、予選最高成績賞の4つの個人賞が贈られます。
今回のドラフト会議には、リーダーとして伊藤匠叡王が初参戦。藤井聡太竜王・名人、佐藤天彦九段、豊島将之九段、永瀬拓矢九段、稲葉陽八段、菅井竜也八段らトップ棋士がリーダーを務め、総勢24名の棋士たちが約4カ月にわたり戦い抜く予定です。
超早指しの「AbemaTVルール」で熱戦展開
対局のルールとして採用されるのは、羽生善治九段の着想から作られた「AbemaTVルール」です。これは持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算され、持ち時間が切れると負けとなるフィッシャールールとなっています。ABEMAによると、1対局約30分と展開がスピーディーで、初心者にも楽しみやすいのが特徴です。
3人1組の計8チームは2つのリーグに分かれ、各リーグ上位2チームが本戦トーナメントに進出します。チーム戦は9番勝負の5勝先取制で、対局ごとにオーダー会議を実施して対局者を決定。
予選リーグではポイント加算/減算システムが採用され、1対局勝つとプラス1ポイント、負けるとマイナス1ポイントとなり、合計ポイント数の多いチームが勝ち上がる仕組みとなっています。
なお、本戦トーナメントの配信日時やスケジュールは、番組内やABEMA将棋チャンネル公式X(旧Twitter)で案内されます。

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