
キャラクターライセンス事業などを展開する「クリプトン・フューチャー・メディア株式会社」は7月10日、新作パズルゲーム『初音ミク ロジックペイントS+』を7月24日に発売すると発表しました。Nintendo Switch、PlayStation 4/5、Xbox One、Steam向けに世界同時リリースされます。
本作は2021年に発売された『初音ミク ロジックペイントS』の第2弾にあたり、前作をパワーアップした内容となっています。同社によると、1000問以上のパズルと30枚以上の描き下ろしイラストを新規収録しているほか、ユーザーが自由にカスタマイズできる新機能も追加されているとのことです。
前作の2倍以上となるパズル収録数

『初音ミク ロジックペイントS+』は、方眼状のパズルの上部と左部にある数字をヒントにマスを塗りつぶしてパズルを完成させるゲームです。収録されるパズル数は前作の2倍以上となり、10×10マス、15×15マス、20×20マスの3段階が用意された「ノーマルパズル」と、クリアするたびに豪華イラストが解放される「スペシャルパズル」が楽しめます。
パズル中は「初音ミク」「鏡音リン」「鏡音レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」といったピアプロキャラクターズが応援してくれるとされており、30枚以上の描き下ろしイラストには茶ちえ、めるのめる、朝顔みのる、甘木花、サワシなど32名のイラストレーターが参加しています。
カスタマイズ機能とクリエイター支援
今作では新機能として「ルームカスタマイズ機能」と「コスチューム変更機能」が搭載されました。パズルをクリアしてアイテムを集めることで、キャラクターの部屋の模様替えや着せ替えができるようになっています。


BGMには、同社が運営するコンテンツ投稿サイト「piapro(ピアプロ)」で「パズル」をテーマに一般公募した30曲が収録されています。これはクリエイター支援の一環として実施されたもので、初音ミクや各キャラクターをフィーチャーした楽曲が用意されています。
配信実況にも対応

近年のゲーム実況配信の需要の高まりを受けて、今作は配信で見ても楽しめるようなデザインを意識して制作されたとのことです。生配信および動画・画像投稿に関するガイドラインも公開され、配信での利用が促進されています。
価格は2000円(税込)で、日本語と英語のほか、アラビア語、中国語、フランス語、ドイツ語、韓国語など計28言語に対応しています。ただし、日本語・英語以外の言語対応はプラットフォームによって異なるため、購入前の確認が必要です。