
Amazon(アマゾンジャパン合同会社)は7月24日、電子書籍リーダー「Kindleシリーズ」として初となるカラーディスプレイを搭載した『Kindle Colorsoft』『Kindle Colorsoftシグニチャーエディション』『Kindle Colorsoftキッズモデル』の発売開始を発表しました。
カラー表示により書籍の表紙を彩り豊富な環境で閲覧できるほか、作中のカラー挿絵や画像、漫画のカラーページをよりリアルに楽しめるとのことです。また、読書中のハイライト機能にイエロー、オレンジ、ブルー、ピンクの色がくわわったことで、ハイライト箇所を色で区分けでき、後からの検索も容易になったと発表されています。
カラー対応でも8週間バッテリー持続
『Kindle Colorsoft』には、16GBのストレージや素早いページめくり、色調調節ライト、最大8週間続くバッテリー、本のページの白と黒を反転させる「ページの色」機能など、従来のKindleの機能がすべて搭載されているとされます。価格は39,980円(税込)です。
『Kindle Colorsoftシグニチャーエディション』は、上記機能にくわえて32GBのストレージ、周囲の明るさに応じてディスプレイが輝度を自動調整する機能、ワイヤレス充電対応が含まれます。価格は44,980円(税込)です。
キッズモデルは学習まんががカラーで楽しめる
『Kindle Colorsoftキッズモデル』は、キッズカバー、2年間の限定保証、12か月分のAmazon Kids+利用が含まれており、価格は42,980円(税込)となっています。
Amazon Kids+には約2,000冊以上の子ども向け書籍が含まれており、同社によると「学研まんが NEW日本の伝記1 織田信長 天下統一をめざした武将」などの学習まんががカラー表示されることで楽しみ方が一層広がるとのことです。
キッズモデルには、読書目標達成時にバッジが付与される機能や、読書履歴に基づいたおすすめ本の表示、分からない単語をタップするだけで調べられる辞書機能なども搭載されているとされます。
8月1日以降、家電量販店でも順次販売開始
各モデルは本日よりAmazon.co.jpで販売開始されています。また、ビックカメラ、コジマ × ビックカメラ、エディオン、ジョーシン、ケーズデンキ、ヤマダデンキでも8月1日以降順次販売が開始される予定で、一部店舗ではカラー画面を体験できる展示も予定されているとのことです。