
The Creator Oneが開発、Dmitrii Susloparovがパブリッシャーする『Z-Factor』のSteamでの配信が近日予定です。プレイヤーは2つの異なるゲームモードから選択でき、それぞれ全く違ったサバイバル体験を楽しめる革新的な作品です。
2つのサバイバル体験を1つのゲームで

『Z-Factor』の最大の魅力は、プレイヤーに2つの選択肢が用意されていることです。メインメニューで「アイランド」を選択すると無人島でのサバイバル体験が、「シティ」を選択すると都市でのホームレス生活シミュレーターが始まります。どちらも全く異なるゲームプレイを提供しており、1つのゲームで2度楽しめる構成となっています。

アイランドモードでは、ゾンビウイルスの流行により崩壊した世界に漂着した主人公となって、テレポーテーション装置を見つけて修理し、故郷に帰還することが目標です。このモードでは、料理、戦闘、科学技術のスキルを習得しながら、石の斧から現代的な武器まで装備を発展させていく本格的なサバイバル要素が楽しめます。
時間とリソース管理がカギとなるゲームプレイ

ゲームの中心となるのは時間とリソースの管理システムです。すべての行動には時間がかかり、主人公は水分補給、食事、睡眠が必要で、食材は腐敗するという現実的な要素が取り入れられています。
一部の場所には冷蔵庫があり、料理スキルを駆使して特別な効果を持つ食事を作ることで、キャラクターの能力に影響を与えることができます。装備アイテムもキャラクターの能力に大きく関わってくるため、戦略的な装備選択が求められます。

アイランドモードを進めていくと、最終的に主人公は故郷の街に戻ることになります。しかし、そこでは全く異なるサバイバルルールが適用されるため、プレイヤーは新たな挑戦に直面することになります。
都市でのホームレス生活シミュレーター

シティモードでは、プレイヤーは終わりのない都市でホームレスとして生活することになります。この都市は自動生成されたアイテムと再生可能なリソースで満ちており、多様なシナリオが展開されます。ただし、野外での焚き火やテント設営はできないため、必要なものはすべてお金で購入する必要があります。
収入を得る方法は多岐にわたっており、ゴミ箱からゴミを集める、就職する、スリを働くなど様々な手段があります。スリに関しては捕まって刑務所に入るリスクがありますが、これもまた新たな冒険の始まりとなります。脱獄の機会もあり、その場合は野外でのサバイバルを経験し、非標準的な地点からメインストーリーを進めることになります。
無料体験版でゲームを試せる

『Z-Factor』にはデモ版が用意されており、Steam で無料ダウンロードできます。正式版の購入前にゲームの雰囲気やシステムを試すことができるため、自分に合うかどうかを確認してから購入を検討できるのは嬉しいポイントです。
ゲームはファーストパーソン視点のオープンワールド RPG として設計されており、シームレスな世界で知的生命体がゾンビウイルスによって破壊された島での冒険を体験できます。ストーリー重視の RPG でありながら、サバイバル要素も充実している点が大きな特徴です。
価格・セール情報・日本語対応

『Z-Factor』は現在近日配信予定となっており、具体的な価格やリリース日はまだ発表されていません。
日本語については残念ながら対応しておらず、インターフェイスや音声は英語とロシア語のみとなっています。ただし、サバイバルゲームの性質上、言語の壁があっても直感的にプレイできる部分が多いと考えられます。