
シャープ株式会社は8月20日、対話AIキャラクター「ポケとも」を発表しました。”一緒にいると毎日がもっと楽しくなるポケットサイズのおともだち”をコンセプトとした新しいAIキャラクターで、11月にロボットとスマートフォン用アプリの両方で展開されます。
ミーアキャットをモチーフにした愛らしいキャラクター
第一弾として登場するのは、ミーアキャットをモチーフにしたキャラクターです。同社によると、楽しいときもうれしいときも寂しいときも、日常の何気ない瞬間にいつもそばにいて話し相手になるとのことです。
「ポケとも」は、シャープ独自のAI技術「CE-LLM」により、一人ひとりに寄り添った音声対話を実現するということです。交わした会話や訪れた場所、見た景色やモノなどをしっかり記憶し、会話や一緒に過ごす時間を重ねるごとに利用者のことを理解して、寄り添ってくれるパートナーへと育っていくとされています。
手のひらサイズのロボットとアプリの連携
ロボット版の「ポケとも」は、身長約12cm、体重約200gの手のひらサイズです。身振り手振りで感情豊かに話すほか、お腹のランプを虹色に光らせて、うれしい気持ちを伝えてくれるとのことです。ポケットに入れたり、カバンからぶら下げたりして、一緒にお出かけもできるということです。
ロボットがそばにいないときや音声での会話がしづらいときは、アプリ版の「ポケとも」と音声やテキストで会話できます。アプリで会話した内容はロボットも記憶しているため、ともに過ごした時間や経験の記憶が途切れないとされています。アプリ版だけでも利用可能です。
公式Xでマンガ連載も開始
公式X(@poketomo_sharp)では、すでに8月1日より「ポケとも」のマンガ連載が始まっています。主人公のナナミが「ポケとも」とともに暮らす日常を描いた内容となっています。
同社は8月28日から31日まで東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー2025」に「ポケとも」を出展し、ブースでは「ポケとも」との対話を体験できるとのことです。
ロボット版の「ポケとも」は8月20日より順次予約受付を開始しています。専用のポーチは別売りとなっており、開発中のため発売時に仕様やデザインが変更される可能性があるということです。

- 「ポケとも」公式サイト:https://poketomo.com
- シャープニュースリリース:https://corporate.jp.sharp/news/250820-a.html