誤字脱字をAIがチェック! アルファポリスが「小説AI校正」機能を正式リリース

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記事画像1: 小説の誤字脱字をAIが校正するサービス「小説AI校正」の紹介画像。

 株式会社アルファポリスは9月1日、小説・漫画の投稿サイト「アルファポリス」において、新機能「小説AI校正」を正式リリースしたと発表しました。

 同機能は、AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を活用し、誤字脱字や慣用句の誤りをAIがチェックすることで小説の執筆を強力にサポートします。

目次

「小説AI校正」の機能概要

記事画像2: 小説投稿サイト「アルファポリス」で、AI校正機能が原稿内容を学習する様子。

 「小説AI校正」は、公開前の原稿の誤字脱字やよくある慣用句の誤用をAIにより校正する機能です。アルファポリスのログインユーザ向けに、一か月につき最大50,000文字を無料で利用できます。

 同機能の活用により、作家はより創作に集中でき、作品の品質向上に繋がることが期待されるとのことです。なお、小説本文を直接生成する機能ではなく、作家自らが執筆した原稿の校正のみを行う機能となっています。

 また、機能の利用にあたり、原稿内容がAIの学習に利用されることはないということです。

アルファポリスの取り組み

 同社は小説投稿サイト「アルファポリス」を運営し、これまでに20万作品を超える小説が投稿されています。読者が好みに合った小説をよりスムーズに見つけ出すために、詳細検索機能や機械学習によりパーソナライズされたレコメンド機能、生成AIとRAG(検索拡張生成)の組み合わせによる対話型の小説検索機能「小説検索AIアシスタントβ」等の機能を拡充してきました。

 今回の「小説AI校正」機能は、新たに作家の創作活動を支援するために開発されました。

小説投稿アプリへの実装も準備中

 本機能はアルファポリスWebサイトにて先行リリースとなります。小説投稿アプリへの実装も進めており、近日リリース予定ということです。

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