
One Wheel Studioは3月3日、産業コロニー建設ストラテジーゲーム『Deep Space Directive』の早期アクセス版をPC(Steam)向けに配信開始しました。価格は1,300円(税込)です。
宇宙開拓時代の企業経営シミュレーション

『Deep Space Directive』は、宇宙の辺境惑星で産業コロニーを建設・運営する資源管理ストラテジーゲームです。プレイヤーは企業の代理人として、利益追求を目的に惑星の資源を開発・搾取していきます。舞台となるのは動的に変化するヘックスタイル世界で、建設、防衛、最適化を通じて絶えず成長する産業基地を築き上げることになります。
本作の特徴は「マイクロマネジメントなしの資源管理」というコンセプトです。細かな操作に煩わされることなく、大局的な戦略に集中できる設計となっています。プレイヤーは「安く買い、高く売る」という基本原則に従って基地を拡張・アップグレードし、最終的には敵さえも利用可能な資源として活用していくことになります。
多層的なゲームプレイシステム

ゲームプレイの中心となるのは、建設・探索・アップグレード・防衛の4つの要素です。プレイヤーはヘックスタイル上に様々な施設を配置し、採掘場、工場、ソーラーパネル、防衛タワーなどを組み合わせて効率的な生産ラインを構築します。

資源管理においては、多種さまざまな資源の採掘から加工、輸送、販売まで一連の流れを管理する必要があります。燃料電池や鉄鉱石といった基本資源から、より高度な加工品まで、豊富な種類の資源が用意されています。これらの資源は市場システムを通じて売買され、得られた利益で新たな施設や技術の購入が可能です。

防衛要素も重要な位置を占めています。平和な開発作業の最中にも、予測不能な脅威が襲来することがあります。プレイヤーは防衛タワーやロボット部隊を配備し、レーザー攻撃や爆発エフェクトを駆使した迫力ある戦闘で敵を撃退する必要があります。
戦略的な成長と研究開発

本作には奥深い研究開発システムが搭載されており、経済、軍事、インフラなど多岐にわたるテクノロジーを研究できます。ヘックスタイル形式で表示される技術ツリーから、プレイヤーは自分のプレイスタイルに合わせて研究方針を決定し、コロニーを独自の方向に発展させることが可能です。

輸送システムも戦略的な要素の一つです。自動化されたドローンが資源を運搬し、複雑な輸送ネットワークを通じて効率的な物流を実現します。プレイヤーは輸送ルートを最適化し、生産から販売まで滞りのない流れを構築することが求められます。
視覚的な魅力も本作の特徴です。俯瞰視点だけでなく、地上レベルでの視点切り替えも可能で、自分が築いた都市を間近で眺めることができます。工場から立ち上る煙、輝くソーラーパネル、活発に動き回る輸送ドローンなど、活気あるコロニーの息遣いを感じられる演出が施されています。
早期アクセスでの継続開発

現在早期アクセス段階にある本作は、今後も継続的なアップデートが予定されています。コミュニティからのフィードバックを基に、新機能の追加やゲームバランスの調整が行われていく予定です。
『Deep Space Directive』は現在PC(Steam)向けに1,300円(税込)で配信中です。なお、残念ながら本作は日本語には対応していません。