
株式会社ニトリは9月19日、IoT関連商品4種類とスマートホームアプリ『HomeLink』の提供を開始したと発表しました。9月中旬から一部ニトリ店舗およびニトリネットで販売されています。
同社は日本のIoTスマートホーム業界のパイオニアである株式会社リンクジャパンと共同で開発に取り組み、「リモコンが見つからない」「外出先から家電を操作したい」といった日々の悩みを解決するスマートホーム製品を実現しました。
IoT商品ラインナップ
スマートリモコン(SRC01)

価格は税込み3,990円で、赤外線リモコン付き家電をスマートフォンアプリ『HomeLink』でまとめてコントロールできます。エアコン、テレビ、照明、扇風機などの操作が可能で、外出先からの遠隔操作やスマートスピーカーとの連携による音声操作にも対応しています。
また、スマートLED電球などのBluetooth製品を家庭のWi-Fiに接続するハブを内蔵しています。なお、USB電源アダプターは別売りで、DC5V/1A以上が必要となります。
スマートLED電球(SLB01)

価格は税込み1,990円で、アプリから調光・調色やON/OFFができるスマートLED電球です。タイマーによるコントロールやシーンに登録しての使用など、暮らしに合わせて自由自在にカスタマイズが可能です。
E26口金に対応し、一般的な照明器具にそのまま取り付けできます。
スマートプラグ(SP01)

価格は税込み2,990円で、コンセントにつなげることで従来の家電もアプリで簡単にON/OFF操作ができます。電力消費量や電気料金の確認、タイマー・スケジュール設定も可能で、最大1500Wまで対応しています。
電力消費量のおおよその数値や、電気料金の確認には単価設定が必要となる場合があります。
スマート温湿度センサー(STH01)

価格は税込み2,990円で、お部屋の温度・湿度をリアルタイムで測定し、アプリからいつでも確認できます。連動設定により「室温が25℃以上になったら自動でエアコンの電源をON」といった機器連携が可能で、快適な室内環境づくりをサポートします。
なお、電池(単4×3本)は別売りとなります。
専用アプリ「HomeLink」の特長

すべての製品は無料の専用アプリ『HomeLink』で一括管理でき、複数のアプリを使い分ける必要がありません。初期設定やセットアップもアプリの案内に従って簡単に行えるため、初めてスマート家電を導入する方でも安心して利用できます。
家の中はもちろん、外出先からでもアプリを通じて家電の操作が可能です。「帰宅前に部屋を快適な温度にしておきたい」「ケトルなどの電源を切ったか心配」といった時も、遠隔操作で対応できます。
また、Google Assistant、Amazon Alexa、Apple Siriの3大音声アシスタントと連携し、音声による家電操作にも対応しています。料理中や手が離せない時でも「リビングの照明をつけて」「寝室のエアコンを消して」と話しかけるだけで操作できます。
シーン機能で一括操作
毎日の暮らしの中で使いやすい「シーン」機能を搭載しており、各シーンに登録した複数の家電製品を一括でON/OFF可能です。
例えば「行ってきます」をタップすれば照明、テレビ、エアコンなどを一括でOFFに、帰宅時に「ただいま」をタップすれば一括でONになります。事前にシーンごとの機器登録が必要となります。
ニトリでは今後も暮らしを便利に、快適に彩る商品の開発に力を入れていくとしています。

- 商品ページ:https://www.nitori-net.jp/ec/product/2113400055117s/
- 株式会社リンクジャパン公式サイト:https://linkjapan.co.jp/