
デベロッパーのCrimson Forge Studiosが5月9日に早期アクセス版をPC(Steam)向けに配信開始したVRローグライクアクションゲーム『Last Mech Standing』を紹介します。価格は1,500円(税込)で、Steam VRとMeta Quest 2・3に対応しています。
人類滅亡の危機、最後の希望は巨大メカ

『Last Mech Standing』は、巨大な怪物「ベヒーモス」によって世界中の都市が破壊され、人類が絶滅の危機に瀕した世界を舞台とするVRアクションゲームです。プレイヤーは世界最大かつ最強のメカ「クリムゾン・スレイヤー」のパイロットとなり、文字通り「最後に残ったメカ」として人類の命運を背負って戦います。

ゲームの世界観は絶望的でありながらも、プレイヤーが操る巨大メカの圧倒的なパワーが希望の光となります。荒廃した世界で繰り広げられる戦いは、まさに人類最後の抵抗を描いた壮大なドラマです。
剣と銃を使い分ける爽快メカアクション

『Last Mech Standing』の戦闘システムは、近接戦闘と遠距離攻撃を自由に使い分けられる点が大きな魅力です。巨大な剣を振るって敵を一刀両断すれば、鮮烈な斬撃エフェクトが画面を彩り、圧倒的な爽快感を味わえます。一方でミニガンによる銃撃戦では、大量の敵を薙ぎ払う快感を楽しめるでしょう。

とくに注目すべきは、VRならではの没入感です。実際に剣を振り、銃の引き金を引く動作により、巨大メカを操縦している実感を得られます。敵に攻撃が命中した際の派手なエフェクトや、武器の重量感も相まって、従来の画面越しのゲームでは味わえない臨場感を体験できます。
戦闘スタイルをカスタマイズする成長要素

本作にはローグライク要素が組み込まれており、戦闘を重ねるごとに様々なアップグレードを獲得できます。「Seismic Energy」で地震のような衝撃を与えたり、「Piercing Round」で貫通力を高めたり、「Magazine Capacity」で弾薬容量を増やしたりと、豊富な選択肢から自分だけの戦闘スタイルを構築していけます。

これらのアップグレードにはレアリティが設定されており、より強力な能力を求めて戦い続けるモチベーションも生まれます。ピストルから近接戦闘まで、プレイヤーの好みに応じたさまざまな戦闘スタイルを探求できる自由度の高さが魅力的です。
日本語対応と今後の展開
残念ながら現時点では日本語には対応していませんが、VRアクションという特性上、言語の壁を感じることなく直感的に楽しめる作品となっています。巨大メカを操る爽快感や、派手なエフェクトによる視覚的な楽しさは、言葉を超えて伝わってくるでしょう。
本作は早期アクセス段階にあり、今後さらなるコンテンツの追加や改良が予定されています。現在でも十分に楽しめる完成度を誇りながらも、開発者とプレイヤーが一体となってより良いゲームを作り上げていく過程も魅力の一つです。
『Last Mech Standing』は、PC(Steam)向けに1,500円(税込)で早期アクセス配信中です。VR環境をお持ちの方は、人類最後の希望となって巨大メカを操る究極の体験をぜひお試しください。