サイバーパンク剣戟FPS『Beyond Sunset』がSteamでリリース。記憶を失った流浪のサムライが、ネオン輝く未来都市で銃と刀の二刀流バトル

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 Movie Games S.A.は9月12日、サイバーパンクFPS『Beyond Sunset』をPC(Steam)向けにリリースしました。価格は1,200円です。本作は、RPG要素を取り入れたストーリー重視のサイバーパンクFPSで、記憶を失った流浪のサムライ「ルーシー」となって、やくざやゾンビ、ロボットが蔓延る未来都市で戦いを繰り広げます。

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記憶を失ったサムライの復讐劇

 『Beyond Sunset』の舞台は20XX年、カリフォルニア州サンセットシティ。人体を冷凍睡眠状態にする”ハイパースリープ”から目覚めた主人公ルーシーは、すべての記憶を失っていました。

 頭に霧がかかったようにぼんやりとしていたルーシーでしたが、まるで雷に打たれたかのように自分が驚異的な能力を持っていることに気付きます。驚異的な速さの反射神経、生まれ持った戦闘スキル、そして超人的敏捷性を手に入れたルーシーの前に、ユリと名乗る謎の人物が現れます。

 本作は90年代のPCゲームを現代に蘇らせたような、独特のレトロフューチャーなグラフィックが特徴です。ネオン輝くサイバーパンクの路地で繰り広げられる戦闘は、まさに往年のFPSファンには懐かしさを感じさせる一方で、現代的な演出も取り入れられています。

銃と刀を使い分ける多彩な戦闘システム

 本作の戦闘は、銃器だけではありません。切れ味鋭い刀を手に、敵を文字通り「一刀両断」する近接戦闘も可能です。とくに「パワーキル」システムは、敵にトドメを刺す爽快感を極限まで高めており、敵が攻撃を受けると赤いキューブ状の血しぶきとなって飛び散る独特の表現が印象的です。

 さらに本作では、銃や刀だけでなく、特殊なサイバー能力も使用できます。左手に浮かび上がる鮮やかなエフェクトは、従来の武器とは異なる新たな戦闘スタイルを示唆しており、大量の敵がひしめく中で、これらの能力をどう使いこなすかがプレイヤーの腕の見せ所となるでしょう。

広大でさまざまな世界を探索

 本作の舞台は、サイバーパンク都市の路地裏だけに留まりません。時にはプレイヤーは、雄大な自然と未来技術が融合したような未知のロケーションへと足を踏み入れます。赤く染まる空の下、巨大な峡谷に建設されたメカニカルな施設や、水上に浮かぶかのような幻想的なサイバーパンク都市など、この世界の奥深さがプレイヤーの探求心を刺激します。

 また、激しい戦闘だけでなく、この独特なサイバーパンク世界の人々との交流も楽しめます。ロボット店員が営むラーメン屋での会話や、豪華な書斎での情報収集など、戦闘と探索の緩急がゲームプレイに深みを与えています。

強大なボスとの手に汗握る戦い

 本作では、強大なボスとの手に汗握る戦いも待ち受けています。巨大なエネルギーを放つボスとの対峙では、画面を埋め尽くすほどのド派手なエフェクトと、ボス専用の体力ゲージが、プレイヤーに緊張感と興奮をもたらします。レトロなグラフィックながらも、視覚的にインパクトのある演出は、プレイヤーを飽きさせることがありません。

 『Beyond Sunset』は現在PC(Steam)向けに1,200円で配信中です。残念ながら日本語には対応していませんが、直感的な戦闘システムと視覚的に分かりやすいゲームプレイにより、言語の壁を感じることなく楽しめる作品となっています。90年代FPSの懐かしさと現代的な演出が融合した、唯一無二のサイバーパンク体験をぜひお楽しみください。

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