命知らずのフードデリバリー『Delivery Up』が9月30日リリースへ。高度10,000メートルまで登る縦型プラットフォームアクション

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 インディーデベロッパーのArtem Breinengは9月30日、縦型プラットフォームアクションゲーム『Delivery Up』をPC(Windows/Mac)向けにリリースしました。本作は、命知らずのフードデリバリー配達員となって高度10,000メートルまで登りながら、注文を時間通りに届けるクレイジーなゲームです。

目次

重力さえも敵になる過酷なデリバリー体験

 『Delivery Up』は、一般的なデリバリーゲームとは一線を画す作品です。プレイヤーは配達員として、重力という最大の敵と戦いながら険しいルートを登っていきます。舞台は風光明媚な丘陵地帯から始まり、急峻な山の斜面、そして空中の不安定な構造物までさまざまな環境が待ち受けています。

 ゲームの目標はシンプルながら過酷です。1,000メートルごとに空腹のNPCクライアントが待機しており、彼らに食事を届けることでチェックポイントとしてセーブが可能になります。しかし、その道のりは決して平坦ではありません。

リュックは命。2回ぶつけたら即落下

 本作の核となるシステムが「リュックシステム」です。配達員の命とも言えるリュックサックは、表面に2回ぶつけると落下してしまいます。一度落としてしまうと、回収しなければ次のレベルには進めません。突き進むか、引き返すか。その判断がプレイヤーの運命を左右します。

 舞台は太陽が降り注ぐビーチから荒涼とした砂地の丘陵地帯、さらには雲海を見下ろす超高所まで変化に富んでいます。時には薄暗い人工的な構造物の中を進むこともあり、環境の変化がゲームプレイにさまざまな彩りを与えます。

モペッドで危険区間を一気に突破

 徒歩での移動にくわえて、本作ではモペッドへの乗り換えが可能です。スピードが必要な場面では、この頼れる相棒が広大なフィールドを駆け抜ける手助けをしてくれます。ボタンひとつで瞬時に切り替えられるため、状況に応じた柔軟な対応が求められます。

 しかし、モペッドでの移動は諸刃の剣でもあります。空中での操作は徒歩よりも遥かに難しく、細い木の板で構成された空中の道を進む際には、極限の集中力が必要になります。一歩踏み外せば奈落の底へと落下する緊張感は、まさに高所恐怖症を刺激する究極の体験です。

多彩なギミックとタイムカプセルシステム

 『Delivery Up』には、プレイヤーを待ち受ける多彩な仕掛けが用意されています。動く足場、トラップ、回転するオブジェクト、物理オブジェクト、迷路など、バラエティに富んだギミックが登場します。時には巨大な障害物が行く手を阻み、パズル要素を交えた謎解きも求められます。

 特筆すべきは「タイムカプセル」システムです。特殊なカプセルを集めることで時間を巻き戻し、ミスを取り消すことが可能になります。この機能は、シビアな難易度設定の中でプレイヤーに与えられた救済措置として機能します。

価格・日本語対応情報

 『Delivery Up』は価格情報は未公表ですが、日本語に対応予定となっています。

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