俳優の木村拓哉さんが9月27日に自身のYouTubeチャンネルを更新しました。前回に引き続き葛飾柴又を訪ねた動画で、今回は「山田洋次ミュージアム」を訪れました。
入るなりその広さに驚く木村さんは寅さんにちなんだ展示を見ながら中へ進んでいきます。果たしてどのような施設なのでしょうか。
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山田洋次監督本人が登場!
中には撮影で使用されていた機材などがあります。木村さんはその展示をしばらく眺めていましたが、背後に気配を感じて振り向くと、そこには山田洋次監督本人が。
「ダメなやつでしょ、それ」と声を上げて驚く木村さん。監督は自ら展示物を解説してくれました。
古い撮影所や映写機など、具体的なエピソードを交えながらの説明に「誰に説明してもらってんだ?おかしいだろ」ととまどいつつ嬉しそうな表情の木村さんでした。
20年前の映画「武士の一分」を振り返る
そして、20年前に木村さんが出演した映画「武士の一分」の展示場所へ。「目が見えない侍の役だったから俳優としてはやりにくかったんじゃないのかな?」と監督は当時の木村さんを気遣います。
そして、予告編をスクリーンに投影し、2人は並んで鑑賞。当時のことを思い出したようで「ぞわっとした」という木村さん。
目が見えない状態で果し合いをすることの意味を考えながら作り上げた過程を、懐かしそうに振り返っていました。
映画に起きる魔法とは?
撮影をしたカットをつなげて1本の映画になった時、不思議な魔法のようなにおいが出てくる、と黒澤明監督から聴いたという話を披露する山田監督。新作「TOKYOタクシー」にもそんな魔法が起きて欲しい、と話していました。
コメント欄には「山田監督、94歳でこんなオシャレで喋りもハキハキしてんのホントに凄い」「初めて聞く武士の一分の裏話に感動しています」という声が寄せられていました。