
公益財団法人日本棋院と株式会社UNBALANCEは11月5日、AIがサポートする囲碁アプリ『囲碁シル』をApp StoreおよびGoogle Playにて全世界へ配信開始したと発表しました。
囲碁はシンプルなルールながら奥深さで世界中に愛されている一方、初心者にとっては「どこに打てばいいか分からない」「終局の判断が難しい」といった課題がありました。

『囲碁シル』ではAIがプレイヤーをサポートします。対局中は3つの最善候補を提示し、陣地がリアルタイムで可視化されることで、自分の一手が良かったのかがすぐにわかるとのことです。囲碁を初めて触る人も、直感的に選ぶだけで楽しめるようになっています。
さらに、オンラインの対人戦も搭載されており、囲碁経験者でも白熱の対局を楽しむことができます。
定石をカード化した「定石カードバトル」

もうひとつの目玉モードが、囲碁の定石をカード化した「定石カードバトル」です。定石カードを配置するだけでAIが自動対局を行い、初心者でもカードゲーム感覚で楽しめるとのことです。
経験者は100種類以上の定石カードを組み合わせて、自分の布石を構築し勝利を目指す奥深い戦略を堪能できます。
日本棋院公式の級免状・認定状をアプリで申請可能

アプリ内の「認定試験」では、プレイヤーの棋力を細かく判定します。一定条件を満たすと、公益財団法人日本棋院公式の級免状・認定状を申請することが可能です。遊びながら上達し、公式に認められるという成長体験を実現しています。
学びと成長を支える充実の機能

『囲碁シル』には、プロ棋士が監修した本格的なレッスンモードを搭載しています。短時間で実践的な問題を解くことで、着実に棋力を伸ばせるとのことです。
また、対局後には「棋譜分析」でAIが対局を解析します。一手ごとの最善手を確認し、気になる場面から再対局できるため、効率的に復習・上達することができるとのことです。
監修棋士
本アプリは以下の棋士が監修しています。
- 大橋拓文七段
- 吉原由香里六段
- 木部夏生三段
アプリの基本情報
『囲碁シル』は基本無料(アイテム課金制)で、日本語・英語に対応しています。
- App Store:https://apps.apple.com/jp/app/%E5%9B%B2%E7%A2%81%E3%82%B7%E3%83%AB-%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85%E3%81%A7%E3%82%82ai%E3%83%8A%E3%83%93%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A7%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84%E5%9B%B2%E7%A2%81%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/id6745320764
- Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.unbalance.android.igosiru
- 公式サイト:https://igosil.com/
- 公式X:https://x.com/igosil15
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