定額制サブスク利用率は6割弱! 毎月の支払いは「500円~2,000円未満」が中心

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スマートフォン画面に表示された定額制サブスクのタイトルと月額料金

 LINEヤフー株式会社は11月17日、定額制サブスクリプションサービスの利用状況に関する調査結果を発表しました。

目次

定額制サブスクの利用状況

定額制サブスク利用ジャンルの全体および年代別TOP5を示すグラフ

 調査によると、全国の15~69歳の男女のうち、6割弱が定額制サブスクを利用していることが判明しました。一方、「定額制サブスクを利用していない」と回答した人は全体で4割強となっています。

 利用しているジャンルの全体1位は「動画配信」で3割強、2位は「音楽配信」で2割強となっており、エンタメ系ジャンルの利用が多いようです。

 年代別にみると、「定額制サブスクを利用していない」割合は50~60代で5割台と高めでした。一方、利用しているジャンルではすべての年代で「動画配信」「音楽配信」がトップ2となっており、幅広い年代で利用されていることがわかりました。

 「動画配信」は、とくに20~30代で4割台半ばと高くなっています。さらに「クラウドストレージ」もすべての年代でランクインし、とくに20~30代では1割強とやや高い割合でした。

 10~40代では「ゲーム」が3位にランクイン。女性と比べて男性のほうが高い割合で、とくに10~30代男性では1割台後半~約2割と高めの割合でした。学生が多い10代では、「学習・教育」が4位に入りました。20代以上では「ジム、フィットネス、ヨガ」も5位以内に入っています。

 全体的にみると20~30代で、動画や音楽を中心とした定額制サブスクの利用率が最も高いことがわかりました。

毎月の支払金額

定額制サブスクの毎月の支払い合計金額を年代別に示す棒グラフ

 定額制サブスクを利用している人に、毎月いくら払っているかについて聞きました。複数のサービスを利用している場合は、すべて合わせた金額を回答してもらっています。

 全体では、「500円~1,000円未満」「1,000円~2,000円未満」がそれぞれ2割強の高い割合となりました。また、「500円未満」「500円~1,000円未満」「1,000円~2,000円未満」「2,000円~3,000円未満」を合わせた「3,000円未満」の割合は全体で6割台半ばと高く、「3,000円~5,000円未満」「5,000円以上」を合わせた「3,000円以上」は約3割でした。

 年代別にみると、どの年代でも「500円~1,000円未満」「1,000円~2,000円未満」が2割前後となっており、この価格帯での利用が多いようです。また、「3,000円未満」の割合は、10代と30代でほかの年代と比べて高めでした。

 とくに10代で、「500円未満」の割合がほかの年代よりもやや高めでした。一方、40代以上では「5,000円以上」が約2割で、ほかの年代と比べて高めでした。

調査概要

 この調査はLINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査で、日本全国の15歳~69歳の男女を対象に実施されました。実施時期は2025年10月1日~2025年10月3日で、有効回収数は3148サンプルです。性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバックしています。

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