幻想的な言葉の世界を旅する『Mr.Lemon』リリース。言語の樹を救う超現実的な物語アドベンチャー

[PR] 本ページでは一部にアフィリエイトリンクを利用しており、購入実績などに基づいて手数料を受領しています。

 Pepita Digitalは11月4日、アドベンチャーゲーム『Mr.Lemon』をPC(Steam)向けにリリースしました。対応プラットフォームはWindows/Mac/Linuxで、価格は1,476円です。

目次

言葉という魔法に魅せられた魂の物語

 本作は、言語の才能に恵まれた主人公「レモン」が、幻想的な言葉の世界に迷い込む超現実的な物語を描くアドベンチャーゲームです。霧の中から目覚めた主人公の前で、守護者は告げます。「世界を繋ぐ『言語の樹』を救う、それがあなたの使命だ」と。夢と現実の境界を歩むような旅が、今はじまります。

 主人公は好奇心に駆られながら現実世界への帰り道を探しつつも、優しすぎる心ゆえに旅の途中で出会う魂たちを見過ごすことができません。霧深き世界で『言語の樹』を救う方法を一つひとつ見つけ出していく中で、いったい何が待っているのでしょうか。

古の言葉に宿る力を解き放て

 本作では、時の流れとともに色褪せようとしている古の言葉たちが伝える叡智の欠片を拾い集めることが重要な要素となります。希少な文字を集めてその意味を脳裏に深く刻むことで、言葉が主人公の旅に力を与え、新たな能力を解き放つ鍵となるのです。

 ゲームは精巧なピクセルアートで描かれており、雪に覆われた幻想的な世界から、神秘的な洞窟、花々に囲まれた聖域のような場所まで、多彩な環境を探索できます。青く光る古代文字の壁画や、色とりどりの結晶が散りばめられた空間など、言語と魔法が織りなす美しい世界が広がっています。

想像力が世界を切り拓く「GAMBIARRA」システム

 本作では「GAMBIARRA(ガンビアーラ)」と呼ばれる、即興のひらめきを重視したシステムが採用されています。想像力こそが世界を切り拓く力となり、プレイヤーの創造性が試されることになりそうです。

 物語は現代的な教室のような場所から、リゾート地のような水辺、そして宇宙的な神秘空間まで、様々な舞台を巡ります。仲間たちとの交流も描かれ、単なる冒険だけでなく、人とのつながりも大切な要素として組み込まれているようです。

価格・言語対応情報

 『Mr.Lemon』は現在日本語に対応していませんが、公式サイトによると「まもなく日本語に完全対応」する予定とのことです。現時点では英語でのプレイとなりますが、ビジュアル重視のアドベンチャーゲームのため、基本的な英語力があれば十分楽しめると思われます。

 本作はPC(Steam)向けに1,476円で販売中です。言葉の持つ魔法的な力をテーマにした、美しいピクセルアートの世界を体験してみてはいかがでしょうか。

目次