『フロストバウンド FrostBound』11月27日Steam配信開始! 独立制作チームが贈る氷の大地での戦略カードゲーム

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フロストバウンドのメインビジュアルとリリース日

 Lyra Studioは11月27日、ストラテジーカードゲーム『フロストバウンド FrostBound』をSteamで正式リリースしました。

目次

『ゲーム・オブ・スローンズ』から着想を得た群像劇

氷のモンスターとカードが並ぶゲーム画面

 本作は、世界的人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』から強い影響を受けて誕生したカードゲームです。人類同士の争いと、ホワイト・ウォーカーとの圧倒的スケールの戦いがコアコンセプトとなっています。

 ゲームには、以下の4つの要素が内包されています。

  • 圧倒的な物量で迫る敵の恐怖
  • 逆転の一手を打つ緊張感
  • 時に対立、時に協力するヒューマンドラマ
  • 世界を覆う果てなき冬の雰囲気

 プレイヤーは「ナイトウォッチ司令官」となり、押し寄せる亡者の群れに立ち向かうだけでなく、人類陣営内でくすぶる対立や思惑にも対処しなければなりません。これは『ゲーム・オブ・スローンズ』が描く「人の性と生存」というテーマへのオマージュとなっています。

 ドラマのシーンがゲーム要素に取り入れられており、平民カードでも強敵を討ち倒せるという設計になっています。また、城の守衛たちが連携して脅威に立ち向かう描写は、「チーム支援」カードのロジックに落とし込まれ、戦局を大きく左右する重要な役割を果たしています。

サバイバル挑戦:戦術の奥深さを備えたタクティクス

炎のキャラクターとサバイバル挑戦のゲーム画面

 『フロストバウンド FrostBound』は、氷雪に閉ざされた終末世界を舞台にしたゲームです。チュートリアルにあたる「旅立ち」を除いて、ゲームには9つの難易度が用意されており、高難易度に進むほど、より手強い敵や厳しい資源管理がプレイヤーを待ち受けます。同時にリスクに釣り合うバフなどのリターンが用意されており、絶妙なバランスになっています。

 高難易度のゲームでは、「防御建築」強化イベントが発生し、陣地そのものをより堅牢にアップグレードできます。さらにマップ上に出現する「ビーコン」ではエピック金やエリートを選んで購入でき、エリートキャラの召集場所として機能します。このイベントは、目当てのユニットを召集し終えるまで継続され、膨大なカードプールの中から「必要な一枚」を引き寄せるためのサポートとなります。

 カードゲームの戦闘前に肝心なのはデッキ編成です。ゲームを進めると新たな援軍(カードパック)が入手でき、次の戦闘までに、カードパックからどのカードをアンロックし、どれをロックするかを選択できます。

 実績を達成すると獲得できるポイントを使って、基礎カードプールの特定カードをロック(ポイントはレアリティによって異なる)できます。これにより、山札に入るカードをプレイヤー自身の手で調整可能です。不要なデッキを一瞬で削除できるワンクリック機能も搭載されており、ビルド入れ替えの手間を抑えつつ、戦略構築をよりスムーズに楽しめる設計になっています。

カード系統と陣営の多彩な組み合わせ

多彩なキャラクターカードとゲームの醍醐味を示す画面

 『フロストバウンドDemo』のフレームを基盤にしつつ、より緻密で高い自由度を備えたカードゲーム体験を実現しています。5つの系統に分類され、4つの陣営に属するカードは多彩に組み合わせることが可能で、プレイヤーは自分だけのプレイスタイルを構築できます。

攻撃系統

 敵ユニットを精密に狙い撃つことを軸にした、戦場の攻撃の担い手です。ダメージを与えるだけでなく、バフ・ダメージ増加・経済などの効果で活躍します。

防御系統

 バフ付与とは一線を画し、実体のある兵士ユニットを戦場に送り出して陣地を固めます。前線を維持し、敵の突破を阻む壁として機能します。

スキル系統

 ゲームの流れを変える戦略カードとなっています。多彩な効果によって膠着状態を打ち破り、まさに一手で盤面を変える逆転への布石となります。

建築系統

 もっともカード数が豊富で、戦闘中にフィールド支援を提供し、戦闘外では全体にバフを付与します。堅牢な防御システムの構築から、資源利用まで、デッキの土台を支えるインフラとして機能します。

精鋭系統

 戦場のエリート兵に位置づけられる、核心となるカード系統です。リソースを注ぎ込むことで戦況を支配する成長型カードとして、派閥ごとに個性もさまざまです。

 「暴君」や、資源アドバンテージを築くゴールデンフィンガーの「ヘレネ」など、個性溢れるロールが勢ぞろいしています。

呪いカード

 5系統のどれにも属さない呪いカードも存在します。一見デバフ効果を持ちますが、使いこなせば逆に「劣勢転じて勝利」を掴む切り札となり、戦略の幅を大きく広げます。

プレイヤーのニーズに応える3つの魅力

 『フロストバウンド FrostBound』は、「適正難易度」「ローグライク」「実績集め」という3つの魅力により、幅広いプレイヤーのニーズに応えています。

 深い戦略性を求めるカードゲーム愛好家には、500枚を超えるカードから陣営ごとの多彩なデッキの構築が可能です。ボードゲームが好きなプレイヤーには、「13日間の防衛戦」や「ランダムイベントの駆け引き」を通じて選択が結末を変える醍醐味を。ローグライクが好きな人には、自分で選ぶ難易度で、ランダム生成によってプレイごとに異なる体験が提供されます。

 さらに、オートチェスや戦略シミュレーション好きには、「英雄」×「精鋭」の組み合わせから生じる戦略が用意されています。

 本作のプレイアビリティを支える核心は、ゲーム内に導入された変数です。イベントライブラリには数十種類ものシナリオが用意され、その発生順や結果はゲームごとに変化します。ゲーム体験は、難易度、デッキ構成、そしてプレイヤーの選択によって変わり続けます。

 また、カードに陣営傾向があっても、他陣営のカードを手に入れられる余地は常に残されており、新しいデッキ構築に毎回挑戦することが可能。これにより、プレイスタイルが固まらずに、常に「次はどんな展開になるのか」という探求意欲を掻き立てるゲームプレイが保障されています。

業界内での高い評価

2つの賞を受賞したことを示す表彰状の画像

 『フロストバウンド FrostBound』は、リリース前から業界内で注目を集めています。本作は2025 indiePlay中国インディーゲーム大会「最優秀デザイン賞」入賞を果たし、さらに第17回厦門国際アニメフェス「ゴールデンドルフィン賞」にも選出されました。

リリース情報と割引キャンペーン

 『フロストバウンド FrostBound』は11月27日にSteamで正式リリースされました。リリースを記念し、発売から2週間限定で10%オフセールが実施されます。

 現在、Steamで「フロストバウンド」または「FrostBound」と検索してウィッシュリストに追加することで、リリースの通知をいち早く受け取ることができます。

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