noteのメンバーシップ利用クリエイター数が前年比2倍に! 年末年始は最大100%ポイント還元キャンペーン開催

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noteクリエイターのサブスク収入が前年比2倍になったキービジュアル

 note株式会社は12月1日、メンバーシップでサブスク収入を得るクリエイター数が前年比約2倍に増加したことを発表しました。同時に、2025年第3四半期(6~8月)のnoteの流通総額は55億3,700万円、月間購読者数は66.8万人といずれも過去最高を更新しています。

目次

AI時代に「人の価値」が収益化される時代へ

 AIが情報を生成し、コンテンツがあふれる時代だからこそ、その人にしか語れない経験や「この人が言うなら」という信頼感が、より大きな価値を持つようになっています。

 クリエイター側では複数の収入源を持つことへの関心が高まっており、2025年の副業実施率は11%と過去最高を更新しました。一方の読者・ファン側では、AIでは代替できない生身のつながりや、自身の価値を高めるための継続的な学びを求める動きが定着してきているとのことです。

 こうした変化のもと、noteでは有料記事やメンバーシップに一度でも課金した方が2025年3月末時点で438万人に到達しました。クリエイターへ直接お金を払う文化が広がるなかで、メンバーシップが「創作で安定収益を得る」新たな働き方を支える基盤となっています。

メンバーシップを運営するクリエイター事例

IKさん — 月額600円で1,700人以上が参加

 お金の賢い使い方を発信するIKさんは、Instagramでの活動を経て2025年6月にメンバーシップを開設しました。月額600円で深い学びや実践ノウハウを届け、現在は1,700人以上が参加しているとのことです。安定収益により「バズ狙いではない、本当に伝えたい情報」に集中できるようになり、家族との時間も増えたということです。

ミヤマさん — デザイン×AIで副収入を確立

 企業のインハウスデザイナーとして働きながら、実務で使えるAI活用やデザイン知識を発信するミヤマさんは、2025年5月にメンバーシップを開設しました。現在は700人以上が参加しているとのことです。一度コンテンツをつくれば継続的に収益が得られるストック型のメンバーシップにより創作に集中できる環境を実現し、所属企業でもAI活用の講師を任されるようになったということです。

あべようこさん — 地域を越えた教育コミュニティを運営

 モンテッソーリ教育を軸に、学ぶ意欲の高い保護者・教育者が集うコミュニティを運営するあべようこさんは、開設初日から100人が参加しました。月額3,800円でレッスン・交流会・過去記事の提供を行い、AIでは代替できない”人のつながり”が価値となっているということです。

note全体の経済圏が過去最高を更新

 こうした個々のクリエイターの成功が積み重なり、note全体の経済圏も拡大しています。2025年3Q(6~8月)では、以下の指標で過去最高を更新しました。

  • note全体の流通総額(GMV):55億3,700万円(前年比127.4%)
  • GMVに占めるサブスク比率:26.3%
  • 月間購読者数:66.8万人(前年比123%)

年末年始は「noteクリエイター感謝祭」で最大100%ポイント還元

 例年、年末年始はnoteの投稿数・閲覧数・GMVがもっとも伸びる時期です。1年の振り返りに関する投稿、コミックマーケットやスポーツイベントといった催事に関する投稿、さらには”学び始め需要”による英語・投資などの自己研鑽ジャンルの購読タイミングが重なるためとのことです。

 こうした最盛期にあわせ、クリエイターの収益をさらに後押しする「noteクリエイター感謝祭」が実施されます。今年は、有料記事・有料マガジンくわえてメンバーシップおよび定期購読マガジンも初めて対象に含め、購入者に最大100%のポイント還元が行われるということです。

ポイントバックキャンペーン概要

  • 期間:2025年12月1日(月)~2026年1月14日(水)
  • 内容:対象商品の購入・加入ごとに抽選で最大100%還元
  • 総還元額:4,000万円分のnoteポイント
  • 対象:有料記事、有料マガジン、メンバーシップ、定期購読マガジン

note株式会社 執行役員 米岡徹さんのコメント

 同社の米岡徹さんは「2025年は、AI時代において『誰が発信するか』という個人の価値が収益に直結する転換点となりました。noteでは、メンバーシップを中心にクリエイターの経済圏が力強く拡大していることを大変嬉しく思います。年末年始は、創作活動がもっとも活発になる時期です。この機会に実施する『noteクリエイター感謝祭』が、クリエイターの皆さんの創作活動と収益化を最大限に後押しし、読者の方々には新たなコンテンツやクリエイターとの出会いとなることを願っています」とコメントしました。

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