LINE MUSIC株式会社は12月23日、Kakao Entertainment Corp が運営する韓国最大手の音楽ストリーミングサービス「Melon」と共同発表するK-POPのグローバルチャート「K-POP Artist Chart（仮称）」に、共同パートナーとして参画したことを発表しました。
チャート立ち上げの背景と目的
このチャートは、20年以上にわたり世界的なK-POPブームの基盤を築いてきた「Melon」が、K-POPリスナーの応援が活発な日本・中国・韓国の主要な音楽プラットフォームと連携して立ち上げるものです。
これまで地域ごとに分散していたファンダム指標を統合することにより、信頼性の高い新たなK-POPのグローバルチャートとして機能することが期待されています。リスナーとアーティスト双方にとって意味のある新しい関わり方を生み出すことを目指しているとのことです。
LINE MUSICの参画意義
日本国内で9,900万人が利用するコミュニケーションアプリ「LINE」のエコシステムと連動した音楽体験を特長とするLINE MUSICが共同パートナーとして参画することが決定されました。
LINE MUSICの参画により、日本地域のリスナーの再生動向が客観的かつ公正に本チャートの集計に反映されます。これにより、アーティストにとっては本チャートがアジア主要市場におけるK-POPの動向を把握するための有用な指標として機能することが期待されています。
公開予定と今後の展開
「K-POP Artist Chart（仮称）」は2026年に「Melon」内で公開される予定です。チャートの構成や集計方式などの詳細は後日発表されるとのことです。
LINE MUSICでは、本チャートの運用開始に合わせてアプリ内での連携機能の提供を予定しているということです。
今回の取り組みはLINE MUSICが推進するファンダム戦略の一環であり、K-POPファンダムの活性化だけではなく、J-POPをはじめとした日本国内のアーティストへのファンダム活性化についても推進していく予定とのことです。
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