
コングラント株式会社は1月15日、北海道旭川市の旭山動物園においてPayPayによるキャッシュレス募金の受付が1月10日より開始されたことを発表しました。
PayPay募金の概要

旭山動物園では、「あさひやまもっと夢基金」を運用し、動物たちの施設整備や改修、絶滅危惧種の繁殖に向けた動物の購入を推進しています。これまで園内では現金の募金箱で寄付を受け付けていましたが、「キャッシュレスで手軽に支援したい」という来園者の声に応え、PayPay決済機能を導入しました。
募金は園内8か所の募金箱付近に設置された専用QRコードを通じて利用できます。100円から受け付けており、選択肢から定額を選ぶほか、自由な金額の入力も可能です。
- 旭山動物園PayPay募金ページ:https://congrant.com/project/asahikawa/20366
寄付DXシステム「コングラント」について
コングラント株式会社が提供する「コングラント」は、寄付募集ページの作成からオンライン決済、支援者管理、領収書作成など、ファンドレイジングに必要なすべての機能が揃った寄付DXシステムです。
同社のシステムに登録することで、対象法人はPayPay法人向けビジネスアカウントの契約は不要で、コングラント上でPayPayによる寄付を受け付けられます。創業初期の団体から中大規模の団体まで、3,800以上の認定NPO・公益法人を中心に多くのソーシャルセクターに選ばれており、寄付流通総額は140億円を突破しています。
- コングラント公式サイト:https://congrant.com/jp/
- PayPay決済機能について:https://help.congrant.com/25b14b833d5480d6837bcf701a6648fc

動物園が直面する資金課題
公益社団法人日本動物園水族館協会に正会員として登録する動物園は、全国に91園あります。動物園の運営母体は、地方自治体や独立行政法人、公益財団法人、株式会社など、大きく公営と民営に分けられます。
とくに公営の動物園の収入源の多くは、入園料等の事業収入や地方自治体の予算とされていますが、入園料が安価に設定されていること、老朽化への対応や物価高騰による飼育コストの増加など、財源確保が課題となっています。その中で、飼育費や施設環境の整備等のため寄付を募集している動物園も多く見られます。
名古屋市の東山動植物園でも同様の取り組みが行われています。
キャッシュレス募金による寄付拡大への期待
動物園は、命や自然、環境問題について、子どもから大人まで幅広い世代に伝える地域に開かれた公共的な場であると同時に、生物多様性や絶滅危惧種の保全、科学研究に取り組む重要な拠点です。
キャッシュレス決済が拡大する中、現金による募金だけではなく、キャッシュレスで手軽に募金ができるようになったことは、来園者にとって新たな選択肢となり、来園体験と寄付を一体化できる取り組みです。今後、全国の動物園や水族館などへ広がっていくことが期待されます。
