アバーメディア・テクノロジーズ株式会社は2月3日、PC向け配信・録画ソフトウェア『Streaming Center』の機能アップデートを発表しました。このアップデートでは、AI技術を活用した「RTX Video Super Resolution」および次世代映像圧縮フォーマット「AV1」エンコードに新たに対応し、多様な映像ソースに対応した制作環境の強化が実現されます。
AIによるレトロゲーム配信の高画質化

今回のアップデートで新たに対応した「RTX Video Super Resolution」は、NVIDIA RTX GPUのAI映像処理技術を活用し、低解像度の映像ソースをリアルタイムで高精細化することができます。ただし、NVIDIA RTXグラフィックスカードおよび対応ドライバーが必要です。
この機能は、ファミリーコンピュータやスーパーファミコンなどのレトロゲーム機、または旧世代コンソールを使用した配信シーンにとくに適しています。映像を拡大した際に発生しがちなぼやけやジャギー感を抑え、配信・録画のいずれにおいても、視聴者にとって快適な画質でコンテンツを届けることが可能になります。
実機プレイや長時間配信が主流の日本の配信文化において、RTX Video Super Resolutionは、既存の低解像度素材をより美しく表現できる実用的なソリューションとなるということです。
次世代圧縮フォーマット「AV1」エンコード対応
同時に『Streaming Center』は、次世代映像圧縮フォーマット「AV1」エンコードにも新たに対応しました。AV1は、高画質を維持したまま、ファイルサイズや配信時の帯域使用量を効率的に削減できる映像圧縮方式です。
現在、Streaming CenterのAV1エンコード機能は、『GC553G2』『GC553Pro』『GC551G2』『GC575』『GC573』など、4Kキャプチャーに対応したAVerMedia製キャプチャーボードと組み合わせて使用できます。対応モデルは製品仕様および使用環境により異なります。
高解像度での配信や録画を行うクリエイターにとって、AV1エンコードは帯域負荷を抑えながら、安定した高品質配信を可能にし、配信・録画双方における効率的な制作フローを支援します。
多様な制作スタイルに対応
今回の機能強化により、『Streaming Center』はAI技術による低解像度映像の高画質化から、次世代圧縮フォーマット「AV1」による高効率な配信・録画まで、多様な制作スタイルに対応するPC向け配信・録画プラットフォームとして進化を遂げています。
同社は今後も、実際の制作環境や利用シーンを起点に、ハードウェアとソフトウェアの連携を一層深化させることで、より高い安定性と制作効率を実現する配信・録画環境の提供を目指すとのことです。
関連リンク
- Streaming Centerご紹介:https://www.avermedia.co.jp/product-detail/StreamingCenter
- AVerMedia公式サイト:https://www.avermedia.co.jp/
