
Adyen Japan株式会社は2月10日、決済プラットフォーム企業のAdyenと配車・配達プラットフォームのUber(NYSE:UBER)がグローバルパートナーシップを更新・拡大すると発表しました。
パートナーシップ拡大の背景
2012年から10年以上続くAdyenとUberの協業関係を基盤に、今回の連携強化が発表されました。Adyenのグローバル決済プラットフォームの利用拡大により、Uberのサービスが向上するとともに、より多くの現地決済手段を提供することで、Uberの継続的なグローバル成長を支援していくということです。
新規進出地域と決済手段の拡充
Uberはアラブ首長国連邦やカリブ海諸国においてAdyenのサービスを新たに導入する予定です。また、日本、メキシコ、ニュージーランド、オーストラリアなど主要地域では、現地アクワイアリングを拡大し、Pix(ブラジル)、AfterPay(オーストラリア)など各地で急速に普及する決済システムも導入されるとのことです。
さらに、WeChat Payとの提携により、Adyenがサポート対象地域において旅行者がWeChatミニプログラムからUberの配車を予約することも可能になったということです。
Adyen搭載キオスク端末の設置開始
Uberは、Adyenを搭載したキオスク端末の設置を開始しました。スマートフォンを使わずにUberを予約することが可能で、海外から到着したばかりで現地のデータプランが利用できない旅行者に便利な仕組みとなっています。
利用方法は、キオスクで目的地を入力し、車両タイプを選択するだけです。キオスクで印刷される配車の詳細を記載した紙の領収書を受け取れば手続きが完了します。
世界第1号のキオスクは米国ニューヨーク州のラガーディア空港(LGA)ターミナルCに設置されており、今後数か月以内にその他のホテル、港、国際空港にも展開予定とのことです。
企業コメント
Adyenのシニアバイスプレジデント兼デジタル担当グローバルヘッドであるトレバー・ニース氏は、「Uberとのパートナーシップ拡充は、共にグローバル規模での事業拡大を目指す2社の10年以上にわたる強固な連携を改めて示すものです。昨年、米国、英国、ブラジルを含む40の主要市場で大幅な取引量増加を実現しましたが、新たな決済手段の提供や新規事業開拓を通して、Uberの決済体験の更なる改善に引き続き注力していきます」とコメントしています。
Uberのグローバルコマース担当バイスプレジデントであるカール・ヘバート氏は、「信頼できる革新的な決済プラットフォームとの提携は、Uberのグローバル展開の必須条件であり、Adyenとのパートナーシップ継続・拡大は不可欠でした。これにより、新たな決済手段の迅速な導入など、Uberの事業成長を促進する強力なサポートを受けることが可能になります。Adyenの技術を活用することで、Uberのイノベーションが加速し、新規事業分野参入の可能性が高まることを大変嬉しく思います」とコメントしています。
